
参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。15日(水/午前)は2名、17日(金/夜)は2名、19日(日/午前)は8名の参加でした(主催者含む)。
1月15日(水/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
よしださん『進化心理学から考えるホモ・サピエンス』アラン・S・ミラー,サトシ・カナザワ
〈私〉とは何かと考えていったときに、生まれてきてから得てきた知識や経験だけではなく、生まれる前・はるか昔から連綿と紡がれてきた遺伝子の存在は無視できません。ダーウィンが言うように、生物は環境に適応するかたちで進化・変化してきたのだとすれば、今の〈私〉はどこかに確かに生きてきた生物の歴史を帯びて生きていると言うこともできます。その大祖先の適応を受け継いでいるのであれば、それに大きく反するような生き方は合わないものとなってしまうかもしれない、不自由につながってしまうのかもしれない、そんな風にも思います。進化心理学を学びながら、そんなことを考えてみたいと思っています。
過去の読書感想はこちらに載せています。
〈読書会について〉
事前読書のいらない、その場で読んで感想をシェアするスタイルの読書会を開いています。事前申込をあまり求めない、出入り自由な雰囲気です。スタンスや日程などについてはこちらをご覧ください。