2025.04.07

読書会の読書感想(4/1-6)

 参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。1日(火/午前)は2名、5日(土/午前)は4名、6日(日/午前)は3名、6日(日/夜)は4名の参加でした(主催者含む)。
 日曜日の「質問「   」について考える時間。」の質問はこちらでした。

同じ一つの部屋に何時間いられますか

田中未知著『質問』(文藝春秋)

4月1日(火/午前):読みたい本を気ままに読む読書会

よしださん『バブル 日本迷走の原点』永野健二
 バブルのことなんだけど、「日本迷走の原点」とあるように、その後の失われた20年を経て2016年に出版された本のようです。
 まだ序盤ですが、企業経営における財テクっぽい片鱗が思える出来事が紹介されていました。ある手法を用いることによって、自社株式が1年少しで10倍以上になり、その1年後にはさらに3倍になる。その株式は、第三者割当て増資で引き受けた先があったので、その引き受け先は3年に満たない期間で引き受けた株価が30倍になったことになります。それはB/SやP/Lに影響します。なんか、地道にコツコツ稼ぐのってバカバカしいよねと思っても仕方ないなと思ったり。
 もちろん、30倍になった保有株式は、また1倍に戻ったり0になったりするリスクがあります。ダイエーとか、上がり続けると想定した不動産を担保にして金を借り続けて拡大して、その上昇が下降に転じた時に、まさに天国から地獄へと急転直下したみたいなことも観たことがあります。
 神話といえば神話なんだけど、何も信じずに生きるなんてことは考えにくい。すこしバブルの世界に浸ってみたいと思います。

4月6日(日/午前):読みたい本を気ままに読む読書会

yuさん『梅干しを漬けてわかること』有本葉子
生活雑貨の店においてあり気になり手に取りました。梅干しをつけることで季節の移ろいやその年の気候変動なども感じ取れるそうです。実際に行うことと想像することと知っているだけのことはかなり違うなと感じました。


過去の読書感想はこちらに載せています。

読書会参加者に投稿いただいた読書の感想です(2024年10月-)。

 

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