2025.02.24

読書会の読書感想(2/18-23)

 参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。18日(火/午前)は2名、22日(土/午前)は3名、23日(日/午前)は8名、23日(日/夜)は3名の参加でした(主催者含む)。
 日曜日の「質問「   」について考える時間。」の質問はこちらでした。

物の表面と中身はどこで区別しますか

田中未知著『質問』(文藝春秋)

2月18日(火/午前):読みたい本を気ままに読む読書会

よしださん『コミュニティを問いなおす つながり・都市・日本社会の未来』広井良典
 個人は直に社会(集団全体)に出ているのではなく、コミュニティを介している、みたいな話がおもしろかったです。家族や会社などを通して社会に参加しているという意味合いですが、たしかにそうだなと思いました。なので、コミュニティは開いたものであるということ。
 日本は、他の先進国に比べると、コミュニティが閉じていてソトとの接触も少ないという点が際立っているとのこと。それは、外に外に行かなくても成り立つ、ある意味では恵まれた農村社会が成立していたからではないかとのことでした。工業化が進んで都市部への移動があっても、そこに会社というムラができて閉じたコミュニティの中で生きていくことができたということです。
 それがここ20年くらいで閉鎖したムラではいられなくなって変化を強いられているということ。終身雇用などが崩れたということでしょうが、ソトとの接触に慣れていない日本人はそこで不安や困惑を感じるということなのだと思います。そこらへんは、子供であれば教育を介して変わるチャンスがありますが、大人になったらどうなのでしょうか。大人はやっぱり自分でどうにかするしかない、自律的にどんどん変わっていくことが必要とされるように思います。そんな能力をどこかで獲得しておく必要があるのかなどと思いました。

2月22日(土/午前):読みたい本を気ままに読む読書会

takashiさん『超国家主義の論理と心理』丸山眞男
 戦中戦後の分析と批判だが、何度読み返しても面白い。国の文化や形式が80年やそこらで変わるはずがないとすれば、本書は現在の我々に対する批判でもある。
 日本人である自分の根底に流れるものを揺さぶられる本だ。『菊と刀』とあわせて読みたい。

2月23日(日/午前):質問「   」について考える時間

 質問はこちらでした。

物の表面と中身はどこで区別しますか

田中未知著『質問』(文藝春秋)

匿名希望さん
透明と不透明の話が印象的でした。

2月23日(日/夜):読みたい本を気ままに読む読書会

yuさん『金閣寺』三島由紀夫
金閣寺は一度半分まで読んで挫折しています。1章から2章にかけて読みました。金閣寺信仰みたいだなあと思いながら読んでいます。主人公は父の死後、自分の少年時代にまるきり人間的関心というべきものが欠けていたことに驚いたとありいつの地点からの回想かな?と思いました。


過去の読書感想はこちらに載せています。

読書会参加者に投稿いただいた読書の感想です(2024年10月-)。

 

〈読書会について〉
事前読書のいらない、その場で読んで感想をシェアするスタイルの読書会を開いています。事前申込をあまり求めない、出入り自由な雰囲気です。スタンスや日程などについてはこちらをご覧ください。

関連するタグ

#読書会

このページをシェアする

読書会

 本を読んだり、なにか考えごとをしたり、ゆっくりと使える時間になればと思っています。事前読書のいらない、その場で読んで感想をシェアするスタイルの読書会です。事前申込はあまり求めていませんので、気が向いたときに来てください。

詳しく見る >>