遊動する生 ちょうどいい自由をさがして 「縄文」という極点 ちょうどよさを探す方法のひとつには、[高―低]などの極点間を動かすことがあると思います。今回は近代先進国とは違うもう一つの極点として、縄文の思想に触れてみました。感覚的にではありますが、今にはない自由を感じられました。
弱い一歩 自由な地平へ歩きだす 「弱い」からこそ 人は根本的な部分に不完結さや弱さを備えているということを、今回考えています。思考や行動の様々なことに、周囲環境の力が絡み合っているのです。気を楽にさせてくれたり、可能性を感じさせてくれたりする新概念でした。
不便視点 益が見つかるもう一つの方向 いい「不便」 便利はいいことで、不便はわるいこと、そんなイメージが一般的ではないでしょうか。しかし、「不便で良かった」ということもあるのです。不便益という視点から、生活や社会について考えてみました。
遺伝的探訪 挑戦するすべての人へ 「遺伝子」という持ち物 遺伝子は、私たちの能力・性格・行動に影響を与えます。とはいえ、超多様性を内包する遺伝子は、自分でもどのような形質につながるのか把握しきるのは困難です。遺伝子という持ち物を携えて、私たちはどこまで行けるのでしょうか。
体・皮膚・神経 私たちは全身で生きている 「全身」感覚 身体や感情を介して学び、心で意思決定をし、皮膚で音や光や他者を感じ、神経で安全な交流ができるかどうかを判断しています。そのような事実が科学的にも解明され始めているのです。「感」で生きることはとても大切なのだと思いました。
社会関係という土作り 人生を支えるもう一つの資本 不確実に「いきる」 自分で管理できないけど、ときに大きな力をくれる資本があります。それは人生の波を受け止めてくれるもののように感じました。経済資本とはちがう、社会関係資本との向き合い方を考えてみました。