おはようございます。
昨日で、「不便益」をテーマの種として作成してきたブックレットを作り終えました。先生に確認をしていただき、問題なければ来週末にでもリベルでシェアできるのではないかと思っています。不便が解決してくれる課題の事例から、不便とは生きる上での何なのかということまで、不便益という視点から見えたものを、考えてまとめてみました。
次のブックレットのテーマの種は「弱さ」にしようと考えています。
不便益の事例の中でも「弱いロボット」が出てきて気になり、またそれ以前にも児童文学『モモ』を読んで気になっていたキーワードです。
モモは、子どもなので熟練したスキルもないし、一見するとあまり秀でたところがなさそうな少女です。しかし、その少女の周りには人が集まり、話を聞いてもらうだけで悩みが解消されていきます。モモは気の利いたことを言えるわけではなく、ただ聞いているだけです。それでも人が集まり、最後には感謝をして帰っていくのです。
読んでいて、たしかにこういうことはあるなと思っていました。
強いものは目立つし周りに影響も与えられるけど、少し近寄り難かったりすることもあります。一方で弱いものは、一見すると周りに影響を与えていないようでいて、そこが中心になって物事が動いていたりすることもあるような気がします。
なんだかそんなことを思いながら、「弱さ」とはどういうものなのだろうかということを考えてみたくなりました。
いつもはリベル単独でテーマを考えていきますが、今回は考える過程をなるべくご一緒できたらと考えています。今週・来週と、「弱さ」からテーマを考えていく読書会を開きますので、もしよければご参加ください。
読書会の情報はこちらに載せています。
・Facebook
・Peatix
今週もおつかれさまでした。
不便益に続き弱さとはネガティブワードが続きますが、内容はそんな風にならないと思います。一見ネガティブなことからポジティブに考えていくことに、おもしろさのようなことを感じるタイプです。
(吉田)