先日は読書会を急遽キャンセルしてしまい申し訳ありませんでした。Zoomの仕様変更に伴い、読書会を一旦お休みさせていただき新しい方法を検討していました。再開する目処がたちましたので、今回再開について共有させていただきます。少し手順を変更しますが、これまでとさほど変わることなく読書会を行っていけそうです。
変更になる点
これまでは時間制限のない有料版Zoomで会を開いていましたが、今後は40分の時間制限がある無料版Zoomで会を開いていくことになります。そのため、会をこれまでのような連続した1回のセッション(接続)ではなく、3回のセッションに分けて行うことになります。ご参加のみなさまにはZoomへの入り直しのご協力をいただくことになります。
具体的には以下のような流れで進行を行っていこうと考えています。進行する方も不慣れな進め方となりますので、その点ご容赦いただきたいと思います。
〈午前の読書会〉
〈夜の読書会〉
・「切断」「再接続」とは、進行者が行うZoomを切る・再度接続するというZoom操作です
・「切断/再接続」とは進行者がZoomを切ってその後すぐに接続し直す操作です。参加者のみなさまは一度退出となりますが、その後すぐに同じZoomURLで再入室していただくことになります
・他の変更点として、これまでは読書タイム中もZoomをつなげたままにしていましたが、今後は読書タイム中はZoomを切断します。感想のシェアの時間になりましたら再接続しますので、同じZoomURLで再入室してください
・読書会当日も進行の流れについて説明させていただきますが、分からないことがあればその都度遠慮なくご質問ください
※「最近気になっているテーマや本など。」「質問「 」について考える時間。」は、30分間の会なので会の途中での切断/再接続などはありません。ただし、これまでは30分の会の後そのまま読書会に入っていましたが、今後は30分の会と読書会の間で一度切断/再接続を行います。
※もやもやの会については時間制限の発生しない有料ライセンスを割り当てる予定のため、これまでと同様の進行方法となります。
今回の変更の経緯
Zoomには、管理グループに入っているメンバーに有料ライセンスを割り当てられる機能が備わっています。これまではこの機能を使って読書会の進行を行う人に有料ライセンスを順次割り当てていました。しかし今回Zoom側の仕様変更により、割り当て変更は月に4回までしか行えないようになりました。4/8(土)の読書会でちょうど4回の割り当て変更に達し、その翌日の進行者へ有料ライセンスを割り当てることができなくなったため、4/9以降は混乱を避けるため一旦キャンセルとさせていただきました。ちなみに、これまでは変更回数に制限はなかったため、1つの有料ライセンスで1ヶ月間の読書会を運用できていました。
仕様変更について知った時、読書会を有料にしなければならないのか…!?と思いましたが、今回運営側で方法を模索した結果、上に記した方法で今までとさほど変わらずに読書会を開けそうだったので無料で継続できることになりました。
変わらないこと、今後について
進行方法は少し変わりますが、それ以外は特に変わりありませんので、今まで通り気軽にご参加ください。
ただ、今回の仕様変更を受けて思ったことは、少ない額で大丈夫だとは思いますが将来的にはお金を媒介させながら運営することも考えていかなければならないということです。今後もZoomなどが仕様変更をしていくことは十分に考えられ、無料で続けることが困難になることも考えられるからです。
しかしどうにか無料で続けていきたいとは思っています。その理由は気軽に参加できる場でありたいからです。先日運営メンバーによる話し合いの時間がありましたが、仮に有料になると「この読書会は井戸端会議感があるけど、有料になるとそれがなくなりそう」という意見がありました。たしかにお金を払って参加する井戸端会議はありません。
無料であることは単にタダでお得、ということ以外にも気軽に参加できるという良さがあります。気軽だから目的もなく自由気ままに本を読めるし、暇ができたからなんとなく参加したら思いもよらない視点をくれる本や話題に出合えたなんてこともあるかもしれません。気軽だからいろんな人が参加してくれたりもするのかもしれません。自分とは違う他者と話すことは、自分の世界を広げてくれることだと僕は思っています。
とはいえ、お金が必要になるタイミングがくるかもしれない。ですので、実際にそれを実施するかどうかはもちろん状況次第になりますが、それを想定した準備は進めていきたいと思っています。具体的にはたとえば「(仮)もしも読書会が有料になったら」みたいなことをテーマとして話す会が定期的にあってもいいかもしれません。まだアイディア段階ですが、運営メンバーだけが参加するものではなく、オープンに誰でも参加できる会です。誰でも参加できるというのは少し不思議に感じられるかもしれませんが、課題はオープンにして運営者かどうかの垣根なく興味をもった人たちで話し合っていく方が良いのではないかと考えています。その方が視点の偏りを少なく、より過ごしやすい場になっていくのではないかと考えているからです。また、課題について話すこと自体がおもしろい時間になるのではないかという漠然とした期待もあります。
「もしも読書会が有料になったら」などというテーマは、人それぞれがお金のことについて考えたり、読書や読書会に求めていることを振り返ったりするきっかけになるのではないかと思っています。つまり、この会のことを考えていくということでもなく、もっと個人個人の興味関心に沿って思索を巡らせるような時間になればということです。テーマはこの会を起点にしたものなのだけれど、どこか自分の生活や仕事にも関係あるものとしてそれぞれが捉え対話をしていく。そこで出た話が結果として有料化へ向けた指針を生み出していく。そんな時間になっていかないかな、なんてことを考えています。
もちろんこのままいけるところまで無料で続けていき参加の気軽さは求めていきたいと思っています。仮に有料化せざるをえない状況になっても、今のような気軽さを損なわない方法を考えていきたいです。そして、そういった過程自体をおもしろい興味深いものとして捉えていきたい。これからもいくぶん変化はあると思いますが、長く続けていきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
その他
(リベル運営 よしだ)