参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。27日(水/午前)は3名、29日(金/夜)は4名、30日(土/午前)は4名、1日(日/午前)は7名の参加でした(主催者含む)。
9月27日(水/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
よしださん『消費社会の神話と構造(新装版)』ジャン・ボードリヤール著/今村仁司,塚原史訳 難しい表現が多く著者の真意を理解しきれていないのですが、近現代の消費行動は雨乞いをする儀式と似た側面があるみたいに書かれていました。推測を深めると、並べられた商品や広告をみて、その降ってくるままに受け取っている、自分は生産に携わらず生産過程を全く知らないけど疑いもなく受け取っているということを言っているのでしょうか。消費が、人の本来手の届く範囲から大きく外れたところで行われている、実現されてしまっているということを言っているのでしょうか。読むのが大変なのですが気になる本だと思いました。
9月29日(金/夜):読みたい本を気ままに読む読書会
yuさん『過去を売る男』 ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ「あっけない結末」:過去を作ってもらったブッフマンが架空の両親を探しに行き、なぜか母親の絵を骨董屋で見つける。架空のものが実在する?わからなくなりました。
また、「大聖堂」:Raymond Caverを原文で読んだ方が村上春樹訳もあると教えていただいたので読んでみたくなりました。
読書会後は、『MINAMATA」を昨日みたので公害についてなど話しました。
10月1日(日/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
原有輝さん
僕が今日参加したブレイクアウトルームでは、哲学的な話をしましたが、プラトン、カント、マルクスは、今でも重要だな、と思いました。
過去の読書感想はこちらに載せています。
〈読書会について〉
事前読書のいらない、その場で読んで感想をシェアするスタイルの読書会を開いています。事前申込をあまり求めない、出入り自由な雰囲気です。スタンスや日程などについてはこちらをご覧ください。