2024.03.09

「もしも読書会を有料にするとしたら。 #2」の報告。

先日開いた、将来あるかもしれない有料化の検討会についてQA形式でまとめました。無料であるというのはタダという以上の意味があるのだなと再認識しました。価値の認識は難しい。

 先日「もしも読書会を有料にするとしたら。 #2」を開きました。#1では「1回いくら」というサービス利用料のような形式よりは、寄付(月額)の方が合っているだろうという考えに至りました。#2ではそれを踏まえた上で、具体的な金額や決済方法などを案としてまとめて共有しました。その内容はこちらに記載しています。
 ここでは#2の会で出た質問と、それに対して私が答えた内容を紹介したいと思います。それによってこの会に関する考え方みたいなこともお伝えできればと思っています。
 ちなみにくり返しになりますが、読書会を有料化することを決めているわけではありません。むしろ無料でいけるなら無料でいきたいと考えています。ただ、今使っているJitsi Meetが有料になれば読書会もやはり有料にせざるをえないだろうと思っており、そのときに備えているということです。
 …なのですが、脱線しますが、有料化の案を検討していると「有料化も大丈夫なのではないか」みたいな謎に前向きな気持ちになります。これはたぶん自分のなかで出来た考えが現実に重なっていき、考えていることの方が現実に近い状態になってしまうということなのかもしれません。ちょっと危ない感じがするので言い直しますと、思考を実行してみたいという動機づけが人にはあるのかもしれません。その勢いに負けないように、「なるべく無料でいく」ということを改めてここに書いておこうと思います。
 それでは、一部ではありますが出た質問とその答えを書いていきます。質問の方は実際に出たものですが、回答は実際にお答えしたものにプラスアルファで追記したりしています。

質問「初参加の人も払うことになるのでしょうか。」

回答「1回いくらという形式ではないので、初参加でも払うということにはならないと思います。参加は基本無料だけど、この会に共感いただけて維持させたいと思っていただける方に任意で寄付的に払ってもらうという形式です。なので、参加したことはないけど寄付いただけるという場合も出てくるかもしれません。あくまでも仕組み上はという話ですが。寄付の口は、なるべくプレッシャーにならないような場所に配置したいと思っています。」

質問「無料の方がフラットに参加できるとは思います。運営側が支払いは任意と言っても、参加者の方は払っている人といない人とで気持ちの面で差異が出るのではないでしょうか。」

回答「おっしゃる通りだと思います。なるべく無料でいきたいと思っています。ただ、無料であることで逆に運営側や参加者に負担がかかってしまうことも出てくる可能性もあると思います。例えば、無料のツールを渡り歩くと運営変更に手間がかかりますし、参加者の方も混乱するかもしれません。あとは無料のツールで品質が悪ければコミュニケーションが取りにくくなり良い時間にすることができなくなると思います。ですので、無料ツールで限界を感じたときには、あまり負担にならないレベルで有料にすることで、全体としての負担が軽くなるのではないかと思っています。」

質問「Zoomの無料版で40分話して10分休憩という運用方法は案としてどうなのでしょうか。」※無料版Zoomは40分連続利用すると10分間利用できなくなる

回答「JitsiMeetに切り替えるときにそのようなアイディアも出たと記憶しています。たしかその時は、慌ただしくなりそうなのでその方式は見送ろうということになりました。具体的には、9:30からの会の場合、5分前の9:25から開いていることになりますが、40分経過すると10:05になります。10:00からは読書会が始まりますので参加者が時間通りに来ることを前提に、比較的急ぎ足で本の紹介をしなければいけないことになります。感想の時間も現状40分間とっていますが、それを制限時間としてきっちりと終えなければいけません。この会はある程度余白をもたせてゆったりと進めていきたいと思っているので、40分で制限がかかる案は見送ることにしました。」

質問「支払い方法に関して投げ銭という手段はどうなのでしょうか。」

回答「投げ銭だとその会に評価が付くことにつながるように思います。主催する側としては今日はお金が集まった・集まらなかったというのが気になるかもしれないですし、参加する側も誰も投げ銭していなかったら申し訳ない気持ちになるかもしれません。評価と結びついたりプレッシャーになったりするような手段は避けたいなと思っています。チケット制・前払いでの投げ銭では評価に結びつきにくいかもしれませんが、その場合でも「1回いくらというかたちにするのか」という論点に行き当たります。この点については、この会・コミュニティでは明確な何かを得る・答えを出すみたいなことにあまり重きを置いていません。もやもやしながら帰ることの方が多く、そうやって思考が続いていくことをおもしろがっているような気がします。なので、「1回あたりいくらで何かを持ち帰れる」という直接性や具体性を想起させる手段をとるのではなく、こういう普段(世俗?)から離れて話したり考えたりする時間があるのはなんだか大事なことだよねという場の存在に対して協力いただくというかたちでいきたいと今のところは思っています。」

※回答の方はかなりきれいにまとめて追記などもしています。

今回の検討の会で感じた一番の点は、無料であることが価値であるということで、それをしっかりと認識しておこうということでした。これはお金を払わなくていいからお得という意味以上に、いろいろな意味合いがあるのだなと改めて思いました。参加者の方が、「フリーな気分で参加できるように」とおっしゃっていましたが、本当にその通りだなと思っています。
 これ以上のことは実際に事が起きてからでないと分かりませんし、おおむね大事なことは確認できたような気もするので検討の会はこれで終わりにしたいと思います。ただ、話し足りないこともあるかもしれないのでフリートークみたいな感じで#3を開こうかなと思っています。

(よしだ)

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