参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。21日(水)は7名、23日(金)は4名、24日(土)は9名、25日(日)は8名の参加でした(主催者含む)。
12月23日:読みたい本を気ままに読む読書会
yuさん『朗読者』
ドイツの作家で法律家のベルンハルト・シュリンクの本を読みました。映画は「愛を読む人」2008年です。文庫が出ています。今日読んだところは、主人公の昔の突然姿を消した恋人と法廷で再会というより、傍聴していたら被告として裁判にかけられていた場面です。何人か被告がいますが、彼女一人に罪を被せようとしています。彼女はナチスに加担した看守として裁かれていました。そして主人公は彼女の隠していた秘密に気がつくのです。
ああ。裁判官に言えばいいのにと思ってしまいますが、彼女のプライドや尊厳の問題もあるのかな。考えさせられます。そして悲しいです。
12月24日:読書のもやもやについて話す時間
任意で持ち寄られたテーマを行ったり来たりするように話されました。
〈持ち寄られたテーマ〉
・あなたにとってコミュニテイとは何ですか?
・コミュニケーションとディスカッション
・孤独感について
・ポストモダンとは?
・戦争が始まったらあなたはどうしますか?
12月25日:読みたい本を気ままに読む読書会
うさじさん『標準精神医学』医学書院
まなび・気づき
・精神医学は、心理学だけでは補いきれない心理現象も扱っている。
・知識や考え方をシェアする時間を大切にする。
・人と争わないしくみをつくる。
・住む場所を変えることで、言葉では語られないものも含めて新しい気づきが生まれる。
本日もありがとうございました。
過去の読書感想はこちらに載せています。
〈読書会について〉
事前読書のいらない、その場で読んで感想をシェアするスタイルの読書会を開いています。事前申込をあまり求めない、出入り自由な雰囲気です。スタンスや日程などについてはこちらをご覧ください。