参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。9日(火/午前)は5名、10日(水/夜)は4名、13日(土/午前)は4名、14日(日/午前)は8名、14日(日/夜)は3名の参加でした(主催者含む)。
日曜日の「質問「 」について考える時間。」の質問は、
逃亡の方法はいくつあるでしょうか
田中未知著『質問』(文藝春秋)
でした。
5月10日(水/夜):読みたい本を気ままに読む読書会
Yamamotoさん『QJKJQ』佐藤究
「ちゃんと自分の中で消化はできてないし、なんだかよくわからなかったけど、インパクトがあってなんか気になる本」でした。同じ作者の他の本も読んでみたいです。
5月13日(土/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
Takashiさん『他人を支配したがる人たち』ジョージ・サイモン
読書は武器だ!
ということで、他人を支配したがる人(マニピュレータ)と話すときの武器を手にするために読み返しています。
ポイントその1 <サインを見逃すな>
・「少しは〇〇したかもしれない、でも・・・」とか「〇〇しただけ。それ自体が問題なのか?」という言葉に注意。
・Yes、Noで答えられる質問に答えず、経緯や状況を話しはじめたら注意。
・大事なことを「言い忘れていた」と言い訳するときは、周到な計算の上で言わなかったので注意。
ポイントその2 <自分の性格、つけこまれる部分を知っておけ>
・自責の念が強い
・他人を何とかしなくちゃと思いすぎる
・理屈が通れば人は納得すると信じている
・自己主張しない
頑張れ、俺。
5月14日(日/夜):読みたい本を気ままに読む読書会
yuさん『ゾウの旅』ジョゼ・サラマーゴ
21:30~の部の感想です。
470年くらい前にあった史実を元に書かれた小説です。1551年ソロモンという象がその肩に象使いをのせリスボンからウイーンへ旅立った話です。
象使いはインドの人です。旅の途中で雨が降り出して休憩しているところに象使いの宗教の話などを人種が違う人から質問などを受けている箇所を読みました。作者が道案内をしているようです。
他の方が江戸時代に日本にも像が来て長生きできなかったとおっしゃいました。人間の欲が像の運命を変えてしまって悲しいなと思いました。
過去の読書感想はこちらに載せています。
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