参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。30日(水/午前)は2名、9月2日(土/午前)は6名、9月3日(日/午前)は8名の参加でした(主催者含む)。
日曜日の「質問「 」について考える時間。」の質問は、
駅のプラットフォームで何分待つことができますか
田中未知著『質問』(文藝春秋)
でした。
8月30日(水/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
よしださん『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』三浦英之著
満州建国大学の人たちが特別だったという可能性もありますが、環境が人を作るということを感じさせてくれているように思います。伝えることを重んじているという点で少なくとも僕とは違うように思いました。社会のおかしいことはたとえ逮捕されるようなことがあっても言及する、信じたことは曲げない。器用に軽やかに柔らかく生きていくというようなこととは180度違う人間性をもっている人たち、あるいはそういう時代を感じました。
9月3日(日/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
yuさん『赤い髪の女』
舞台はイスタンブル1985年高校生だった少年が井戸ほりのアルバイトをしたところから始まる。今日読んだところは、主人公が40になって、以前井戸掘りをしていた土地を自分の会社が買取をすることになるかもしれないというところ。主人公には誰にも言えない秘密があり。それをずっと抱えて生きている。辛い。けど物語は少しづつ繋がっていて目が離せなくなっているところです。
過去の読書感想はこちらに載せています。
〈読書会について〉
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