参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。5日(土/午前)は3名、6日(日/夜)は6名の参加でした(主催者含む)。
土曜日の「質問「 」について考える時間。」の質問はこちらでした。
スペアインク一本で何人の名前が書けるでしょうか
田中未知著『質問』(文藝春秋)
10月6日(日/夜):読みたい本を気ままに読む読書会
yuさん「ロシア文学の教室」文学界2023年6月号 奈倉 有里 (著)
第6講 布団から出たくないイワン・ゴンチャロフ『オブローモフ』紹介の回を読みました。
大学2年生のロシア文学の授業形式で書かれた小説です。
この授業では、あなたという読者を主体とし、ロシア文学を素材として体験することによって、社会とは、愛とは何かを考えます」山を思わせる初老の教授が、学生たちをいっぷう変わった「体験型」の授業へといざなう。オブローモフは上中下とあり、上巻では主人公は布団のなかからなかなかでてこない話のようです。だんだん主人公のような行動をしてみたいと作中の人物の気分がうつろっていました。なにが大事なことなのかと考えさせられるような本かなと思いました。
過去の読書感想はこちらに載せています。
〈読書会について〉
事前読書のいらない、その場で読んで感想をシェアするスタイルの読書会を開いています。事前申込をあまり求めない、出入り自由な雰囲気です。スタンスや日程などについてはこちらをご覧ください。