
参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。18日(火/午前)は3名、19日(水/夜)は3名、22日(土/午前)は5名、23日(日/午前)は5名の参加でした(主催者含む)。
日曜日の「質問「 」について考える時間。」の質問はこちらでした。
フランス語とドイツ語ではどちらが喜劇的でしょうか
田中未知著『質問』(文藝春秋)
3月18日(火/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
よしださん『世界一シンプルな進化論講義』更科功著
読書会の後に微妙に残った部分を読んでいると、そこに興味が向いてしまう話が。
この本は進化の話ですから、それに合わせたかたちで「意識」の話が出てきました。生物は生存に優位になるように進化する、ということを前提に話されます。いわゆる自然淘汰です。興味深かったのは以下のところ(P270)。意識には生きる上でどのようなメリットがあるのかという話の流れで、
「しかし、メリットとは別に、決定的なことが一つある。それは、「意識」には、自己保存に対する強烈な欲求があることだ。私たちにしても、生きたいと思うのは「生物学的に生きたい」のではなく「意識を存続させたい」からではないだろうか。」
つまり、「意識」は生きるための手段として進化したのではなく、「生きる」と同様な目的なのかもしれないということです。なんだか妙に納得してしまいました。
3月19日(水/夜):読みたい本を気ままに読む読書会
yuさん『進撃の巨人 33巻〜34巻』
・進撃は何を伝えたかったのだろう。エルディア人とマーレ人が争っている。巨人も人も壁の中も外も同じで私たちは無知から誤解しあっている。巨人には意思能力のなさそうなものからアニやベルトルトのようなのもいる。それも人間と同じでだんだん巨人もグロテスクな様相だけど人間に見えてきた。2000年の歴史の繰り返し。始祖の巨人と9人の巨人。何を表してる?伏線は回収されてきたような。誰が推しかなあ。強くて美しくて孤独なアニかな?あと1巻で完結。宿題の漫画でした。私たちは、何のために戦うのか。
3月22日(土/午前):最近気になっているテーマや本など
yuさん
気になっていることを話しました。成田さんが「大抵の人の人生はそんなに大したことにはならないから心配しなくてもいい」のようなことを動画でおっしゃっていて、モンテーニュも同じようなことを伝えていて。そうか、楽しむことが大事なんで、そんな物事大袈裟に考えなくてもいいよねって思っていたところでした。参加者で美術館に今日は行くけど意味がないと言えばないかもとおっしゃっていて、話していくうちに「人生どれだけ意味のなさそうなことができるかがいいよなあ」と何ともなしに思いました。
3月22日(土/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
yuさん『エジプト人シヌへ』下巻
医師のシヌへが各地を旅してエジプトへ帰還したところを読みました。この本は七十年前くらいにフィンランドで書かれた小説かと思って読んでいたら、エジプトには「シヌへの物語」という現存する最古の写本は紀元前1800年ごろが存在するのを知り、今読んでいる小説とそれは関係があるのかなと思ったところです。
過去の読書感想はこちらに載せています。
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