
参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。10日(土/午前)は5名、11日(日/午前)は3名、11日(日/夜)は3名の参加でした(主催者含む)。
土曜日の「質問「 」について考える時間。」の質問はこちらでした。
どこかに宝島があると思いますか
田中未知著『質問』(文藝春秋)
5月11日(日/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
よしださん『日本国民をつくった教育 寺子屋からGHQの占領教育政策まで』沖田行司
朱子学とか寛政異学の禁とか、高校の?日本史で出てきた記憶があるワードが出てきました。なるほど、ここらへんは国家運営と教育の関係を考えるのに必要な情報なのだと今回思いましたが、それをまさにその教育を施されている側である高校生で理解するのは難しいだろうなと。
江戸時代は封建社会でありながら藩校に代表されるように、中央からの統制はそこまでされずに自由度があったのだなと思いました。明治維新後は統制されていくのだと思いますが、前に読んだ『五色の虹』では満州に大学を作りながら日本政府(軍)はあまりその内容には興味がなかったりも。教育とは、それこそ古代から普遍的に存在するものだと思いますが、政治との距離感はその時代の為政者や状況などによって異なっていたのかもしれません。
過去の読書感想はこちらに載せています。
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