
参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。10日(火/午前)は2名、14日(土/午前)は6名、15日(日/午前)は4名、15日(日/夜)は3名の参加でした(主催者含む)。
日曜日の「質問「 」について考える時間。」の質問はこちらでした。
あなたの生まれた日はどんな空模様でしたか
田中未知著『質問』(文藝春秋)
6月10日(火/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
よしださん『「競争」は社会の役に立つのか 競争の倫理入門』クリストフ・リュトゲ
今日から読み始め、ですが少し難しくて早くも積読になりそうな…。
競争を必ずしも歓迎するわけではないけど必要なものとして論じていくような感じがしています。競争との対比で「闘争」はルール無用の殴り合いのようなもので、それに対して競争はルールや枠組みのなかで建設的に行われるもの、という区分けがされていました。教育などに関しても競争の必要性を論じていくようだけど、教育は親が好むとか子供が喜ぶとか、そういう消費的な基準では測れなさそうだけど、そこらへんはどう考えるのだろうと気になりました。
6月14日(土/午前):読みたい本を気ままに読む読書会
よしださん『覇権からみた世界史の教訓』中西輝政
イギリスは遅く動くという知恵があるのだそうです。混沌とした状況のとき、リスクはいくらでもあります。そのリスクがまだ差し迫っていないのに動くと、悪い状況にいくことも多々ある。均衡状態をリスクだと思って相手を攻撃すると、攻撃したことが非難の対象になり敵が増える、みたいなことです、たぶん。リスクはいくらでも見積ることができるけど、それが差し迫っているか、今動いたらどんな展開の可能性があるのか、そういうことを考えて、本当にリスクが差し迫ってから対応をする、危機を乗り切るためにリスクを犯すことが重要、みたいな教訓を得ました。
6月15日(日/午前):質問「 」について考える時間
この回の質問はこちらでした。
あなたの生まれた日はどんな空模様でしたか
田中未知著『質問』(文藝春秋)
yuさん
質問は「自分の生まれた日の天気は・・」天気は多分朝の5時頃と聞いてるから夜が明けていない云々考えました。聞かないとわからないことを話していて自身の子供の頃のことを思い出したりして「母に日記を書きなさい」と言われて描いててなど思い出しました。考えをまとめることについて話ができて、質問はいいきっかけになると思いました。
6月15日(日/夜):読みたい本を気ままに読む読書会
yuさん『徒然草』吉田兼好
教科書でお馴染みの随筆です。短い話が243個ありました。
今日は、117:友達にするのに良くないもの7つ。善い友は3つ〜 127 改めても益のないことについてを読みました。
動物に対する目線や諦めることの潔さなど書かれているなと思いました。現代でいう自己啓発?という質問も出ました。人生訓のようであり面白みもあるなと思いました。
過去の読書感想はこちらに載せています。
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