個人的な感覚かもしれませんが、教育や学習というワードは大人になってからどうもしっくりこないものになりました。
一つには、大人になったんだからもう少し自由にやらせてくれという抵抗感。これは、やっぱり子供の頃に学校で、多少なりとも義務感を背負いながら教育や学習に接していたことが影響しているのだと思います。
二つには、新しい知識や視点を取り入れて疑問の解消や発見につなげていきたいと、意識するまでもなく思う自然感。多少知識はついたつもりでも世のなか分からないことだらけなと、いろいろな疑問に囲まれる日々を送る中で、知りたい・分かりたいという欲は自然に湧くように思います。記憶が薄れているので比較は難しいですが、子供の頃よりも大人になってからの方が、その欲は強くなったように感じます。だから教育・学習と言われなくても自然にその欲は湧き、逆に言われるとやる気を削がれるような気もします。
制度から解放された大人には、教育・学習ではないもっといいワードがあるのではないかと考えたりしています。
そんなことを考えていたので、次のブックレットのテーマキーワードは「学び」にしようと思います。
「人間の生活にとって」とか「そもそも生物にとって」とか、そんな根本的なところから学ぶ意味や学ぶとはどういうことなのかを考えてみたいと思います。それによって、ごく自然に前向きに、学ぶことに向き合う一つのきっかけになれればと思っています。
まだいろいろとテーマ探索段階ですので、広げるためにも、日々みなさんが感じている学びに関する疑問や、思っていること・考えていることについて教えてください。漠然とした内容で大丈夫です。フォームへの記入でも、コメントでも個別メッセンジャーでも、お待ちしています。
今週もおつかれさまでした。目指すはボトムアップの学び。
–フォーム
「「学び」に関する疑問、思っていること・考えていること」
https://forms.gle/CLQK8qzLKG871CBe9
(吉田)