国が成熟するほど、国の発展=自分の幸せと感じる度合いが低くなっていくのではないか、という話題も出ました。1960年頃にオリンピック関係で活躍した人の本(小説?)を読んでいた方の、感想シェアから広がった話題です。
その頃の日本は、まだ発展途上でした。時代描写を見ると、国が発展していくことを、まるで自分のことのように一体化させて熱狂していたように感じたとのことです。
しかし、2020東京オリンピックを迎える今はどうかというと、楽しみではあるけれども、そこまで熱狂してはいないのではないかと思います。ほかにも東南アジアでは、ワールドカップ出場がかかった試合の日は、街から人が消えテレビの前にみんなかじりついていたという話も出ました。仕事とかもお休みしたのかな?
なぜ、国が成熟化すると、国=自分、国が自分のアイデンティティという感覚が薄れるのでしょうか。国が発達しなくてもある程度の生活は維持される、と思っているからかなぁなんて話になりました。国が発達すると、国と自分が切り離されていく、そんな話題が読書から出ました。
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(吉田)