こんにちは、よしだです。今年も読書会にご参加いただいたりコンテンツに目を通していただいたり、いろいろとありがとうございました。この一年をすこしだけ振り返ってしめくくりたいと思います。
一年を振り返るには参加されたみなさんにいただいた読書感想を眺めるのがいいのだろうと思い開いてみました。
今年の一番最初の感想は1月11日のものなのですが、僕の感想でした。読んでいた本は『ストーリーが世界を滅ぼす －物語があなたの脳を操作する』でした。この頃は人間と物語との関係について興味があったのだと思います。
すこし上にスクロールしていくと3月頃にはChatGPTに関する話題も感想として紹介されていました。この頃はテレビのニュースなどでもChatGPT・生成AIの話題が頻繁に出されて世間がざわざわしていたように思いますが、この読書会でもよく話題にのぼっていました。
リベルの読書会では読むことと話すことを一つのセットとして行っているので、ChatGPTを触ることと話すことをセットでやってみようと企画していました。なのですが、ちょうどイベントを立てたところでZoomの仕様が変わり運用面でいろいろ考えなくてはいけなくなり延期になりました。読書会が再開になったところで再びイベントを立てればよかったのですが、そのときには企画者である僕の興味もなんとなく削がれており…。やっぱりタイミングって大事だなと思います。
いろいろな本が読まれ、書く会やもやもやについて話す会などの読書以外の会も開かれ、ここ最近ではハンナ・アレントの『人間の条件』のプロローグを一緒に読む会もシリーズで開かれており盛り上がっているようです。読書会はその人がそのときに読みたいものを持ち寄って読む形式なので当日JitsiMeetを開いてみるまでどうなるか分からない。新しいイベントも開いてみるまでどうなるか分からない。そんなことが毎回起きていることをなんだか不思議に思いつつもおもしろいなと思ったりします。
参加の敷居はなるべく低いままいきたいと思っています。敷居を低めることと何が起こるか分からないこととは矛盾するかもしれませんが、みんなよく分かっていないから参加や発言もしやすい、みたいなことはないものか。すごく雑ではありますがそんなことを思いながら、来年もいつも通りの読書会を開きつつ、思い立ったことは新しいイベントとして開いていきたいと思っています。
今年もおつかれさまでした。それでは、良いお年を。
（よしだ）
