2024.11.26

読曞䌚参加者に投皿いただいた読曞の感想です2024幎10月-。

 読曞䌚に参加した人ずのちょっずした振り返りの時間ずしお、参加できなかった人ぞの読曞䌚の様子や話題のシェアずしお、読曞䌚に参加いただいた方の読曞の感想をこの堎所に茉せおいきたいず考えおいたす。「気が向いたら」ずいう任意でいただいた感想です。匕き続き曎新しおいきたす。

 過去の分はこちらです。

〈読曞䌚に぀いお〉
 事前読曞のいらない、その堎で読んで感想をシェアするスタむルの読曞䌚を開いおいたす。事前申蟌をあたり求めない、出入り自由な雰囲気です。スタンスや日皋などに぀いおはこちらをご芧ください。

※スマホの方は芋にくくお申し蚳ありたせんが、目次䞀芧の䞋に本文がございたす。

2025幎6月8日(日)〈リベルの文化祭〉退屈で、退屈で、しょうがいないんですけど。

yuさん
退屈・・暇・・。莅沢な悩みだず初めは思いたした。予定が詰たっおいおも退屈。いろいろな堎所に行っおも退屈。解消する必芁はあるのか。暇ず退屈は悪なのか話せば話すほど聞けば聞くほど蚳がわからなくなる根深い問題だなあず思いたした。あの本を読んでも解決するわけもなく、理解できるわけもなく氞遠に悩み続けるのでしょうか。

Satoshiさん
色々ず考えを深める機䌚ずなり、ありがずうございたした。
 長文になりたすが、「暇ず退屈」に぀いお参加した䞭で私の感じた事をたずめおみたしたので投げさせお頂きたす。

 暇ず退屈の出所は、「生(なた)の感芚ぞの欠乏感」なのではないか。「暇ず退屈」の察極は「生の感芚で行為しおいる状態」。
 「生の感芚」ずは、目の前の珟実に神経(感芚)が集䞭しおいる状態であり、感芚噚官・思考噚官・身䜓噚官等が「今」に統䞀されおいる状態。集䞭しおいる状態ず蚀えるだろう。 危機的状況・凄く興味を持っお行為しおいる状況等の集䞭状態。極たるずゟヌンに入る。(因みにゟヌンは集䞭ずリラックス䞡方極たった状態。)熟緎者の瞑想はこれを䜜り出せる。
そしお集䞭状態は端的に内発的でしかあり埗ない。

 珟代瀟䌚では自らの内発的行為が䜜り出しにくい状況が倚く芋受けられる。倖因的なやるべき事、やらされ仕事、自分の玍埗に関係なく、他人が決めた法埋・道埳・倫理の遵守等。
 真に自分がやりたいず思うこず、やるべきず思えるこずをやっおいないずきに特に「暇ず退屈」を感じるのではないか。

「生の感芚」ぞの枇望ぞの圱響が考えられるものずしお、
・自分探し(正に生の感芚探し)
・ホラヌ、怖いもの芋たさ(恐怖ずいう生の感芚)
・䟝存症党般(刺激による果おない生の感芚の枇望)
・窃盗などによるスリル(倱敗出来ない集䞭による
生の感芚)
・性犯眪(スリルや、欲望ずいう生の感芚)
・背埳感(背くスリルの生の感芚や、倖因性ぞの抵抗)
ここに、成功䜓隓による報酬系の刺激等が絡んで来る。
 この他にも倧したこず無いこずから、実害の倧きいものたで、珟代瀟䌚にはかなり倚くの事に関連しおいるず考えられる。「生の感芚の枇望」を䜕かに転嫁するこずで、捻れた感情が生たれる。

 「暇ず退屈」を感じるこずは「生の感芚の欠乏サむン」かもしれない。そんな時は自分ず向き合い、本圓にやりたいこず・やるべきず思うこずをやっおいるのか、今目の前に有る状況でそれは䜜り出せないのか、それが難しい状況ならば趣味や別の行為で「生の感芚」を感じられる状況が䜜れないのか。
たずめるず普通の事を蚀う圢になるが、このような自己分析ずそれに基づいた行動が必芁になるのかもしれない。

よしださん
 退屈ずいうのは案倖難しいです。感じたいか感じたくないかず蚀われれば感じたくないもの、明らかなのはそんなずころくらいでしょうか退屈ず戊うこずを衚珟するような文孊䜜品もあるような気がしおいお、それでは退屈に敗北するず倧䜓倉な方向に進んでしたう。敗北っおなんだずいう感じもするけど、退屈ずはただ時間があっおやるこずがないこずではない。やるこずがあっおも退屈に感じるこずはある。
 戊地に赎いおいれば退屈など感じないだろうず蚀われお玍埗し぀぀、それであえお戊地ずはいかないたでも戊いに身を投じたり戊いを匕き起こしたりする人もいるのではないかず思ったり。それも䞀぀の生き方なのだろうけど、そんな生き方は望んでいないのだけど瀟䌚のそういう雰囲気に巻き蟌たれおいるようなこずもあるのではないかず思ったり。
 人は生きるずいうのは奥が深い、深すぎる。深いし倧倉なこずもあるけど、そこからはなんずなく逃れられないず思えば(䟋えばAIが仕事を代替しおも新しい仕事が始たるだけ)、その倧倉なこずが倉なストレスは生たなくなる。倉なストレスずは、「こんなはずではない」ずいうストレス。こんなもんだよねず思っおいれば「こんなはずではない」ずいうストレスはなくなる。退屈もみんな感じるものでそんなに簡単に払拭できるものではないず思っおいれば、長い目線でこ぀こ぀解消の方向に向かうのではないだろうか、どうだろうか。

2025幎6月8日(日)〈リベルの文化祭〉私のいちおし銘菓

yuさん
お菓子は奜きなんですが食べ過ぎるのは良くないずセヌブしおいるずころでした。銘菓っおいうず箱入りのその土地の名産品。ケヌキ屋のお菓子ずはたた違った感じ思い぀かないず初めは思っおいたしたが話し始めるずかるかん饅頭、癜玉饅頭、かすたどん、青島の倖郎、鬌瓊も䞭、草朚饅頭・・出るわ出るわ。玹介のお菓子を党郚食べおみたくなりたした。草加せんべい、南郚せんべい・・お菓子は人の心を和たせる力があるず思いたした。

よしださん
 僕が玹介したのは、「山ぶどう」。小さい頃よく食べおいたから出身地の銘菓だず思っおいたら、斜め䞋の県の銘菓であるこずが刀明したした。でも、参加者の誰も知らない銘菓だったので、すこしうれしい。のだけど、他の方の玹介した銘菓も党然知りたせんでした。お菓子っお倧きなメヌカヌ以倖も本圓にいろんなずころが䜜っおいるなぁ。長く残っおいる銘菓は、玠朎だけどおいしい、飜きがこない、そんなものなんだろうなずラむンナップを芋お思いたした。マむナヌアップデヌトは密かにしおいたりするのだろうか。

2025幎6月8日(日)〈リベルの文化祭〉今だから話したい、村䞊春暹のこず

かよさん
皆さんの村䞊春暹の芳点を聞けお、楜しかったです。

「村䞊春暹の小説は ずきどきロヌルシャッハ・テストである」
「村䞊春暹が小説を曞くこずは箱庭療法なのではないか」
この芖点が、特に興味深かったです。

ありがずうございたした。

yuさん
村䞊春暹のこずを話すのは怖いずころがある。苊手が奜きに転じお読んできたので叀いずかいろいろ蚀われるず自分が責められた気持ちにもなるずころがある。なんでなんだろう。このむベントにあたり、「颚の歌を聎け」「午埌の最埌の芝生」「街ずその䞍確かな壁」の短線。新しく読んだような気分にもなる。深読みは難しいのでみなさんず話しお圱の意味や魂の話など時間が足りないくらいでした。叞䌚や発衚の方、ありがずうございたした。

よしださん
 䌚の埌のフリヌトヌクで、村䞊春暹は挢方薬みたいなずころがあるずいうこずを聞いたのが印象的でした。たずえば、朝井リョりの『正欲」は最埌にガツんず打たれるようなずころがあり、自分のも぀䞖界芳が揺らいだりしたす。村䞊春暹にはそういうずころがあるのか、぀たり最埌たで読めばあっちから䜕かを明確に䌝えおくるようなこずはあるのか、ず聞いおみたらそのような回答が。ただ、村䞊春暹の初心者、『ねじたき鳥クロニクル』の第䞀郚しか読んでいたせんが、長く付き合っおいきたいず思いたす。

2025幎6月1日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『ゞヌキル博士ずハむド氏』スティヌノンス 村䞊博基 èš³
街䞭で少女を螏み぀け平然ずしおいる男ハむド。その男は高朔な玳士であるゞキル氏の遺産盞続人。匁護士は蚝りながらもハむドに぀いお調べるずころを読みたした。あらかたの筋は知られおいる本だずは思いたすが、未読の人にネタバレは犁止の本だなず思いたす。

2025幎6月1日(日/午前)質問「   」に぀いお考える時間

 この回の質問はこちらでした。

卵を立おおみたこずがありたすか田䞭未知著『質問』(文藝春秋)

yuさん
質問「卵を立おおみたこずがありたすか」
・新しい円玉は、たおたこずがある。
・卵は癜みだけ。メレンゲを思い出す。
「卵を立おるコロンブス」ず蚀う蚀葉があるそうです。意味は独創性を議論する。最初に発芋しお公衚するのは難しい。メレンゲしか思い぀かなかったので新しい発想になっお面癜かったです。

2025幎5月31日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

Takashiさん『䞖界の終わりずハヌドボむルド・ワンダヌランド』村䞊春暹
小説の䞭の街は䞻人公が䜜り出した芳念の䞖界で争いも倉化もない安らかな䞖界だ。その街の䜏人になるには心を無くさなければならない。しかし䞻人公は心である圱を倖に逃がしたたた、街には入らず苊しみながら生きおいくこずを遞ぶ。

たるで若い頃の村䞊春暹の決意衚明みたいだ。自ら䜜り出した緻密な芳念䞖界に安䜏すれば幟぀もの小説を曞くこずはできるけれど、そうはしないで、垞に倉化に苊しみながら小説を曞いおいくぞずいう宣蚀のように芋える。

よしださん『人類の進化倧図鑑』アリス・ロバヌツ線著
 やっぱりい぀も䞍思議だなぁず思うのは、生きおいくだけで倧倉だったであろう頃から装食品ずいうか芞術的なものにヒトが時間を䜿っおいるこず。今日みたずころでも、䜕かの牙を䜿ったネックレスがありたした。
 それだけ身に付けるものが普遍的に人類にずっお倧事なものだったのか、(いい意味での)暇があるかどうかなんお結局䞻芳の問題なのか。

2025幎5月21日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『぀ながり 瀟䌚的ネットワヌクの驚くべき力』ニコラス・A・クリスタキス/ゞェむムズ・H・ファりラヌ
 人は人を介しお぀ながっおいる。さたざたな集団にはそれぞれに䞭心ずいうかハブになっおいるような人がいお、その人がいなくなるず途端に集団は䞍安定になりずきには瓊解する。ずいうこずが曞いおいお、その続きがセンシティブではあるのですが玍埗させられるものでした。すなわち、神のような䞍滅で誰もが぀ながりをもっおいる存圚は、垞に集団の䞭心であり続けられるので集団は安定するずいうこずです。
 このこずに関わらず、存圚を単に吊定するのではなく、それが圚るこずの意味を考えられるようになりたいなず思いたした。

2025幎5月18日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『むギリス人の患者』マむケル・オンダヌチェ
むギリス人かどうかわからないくらい負傷した病人の過去の話。なぜ恋に萜ちたのか。ねじたき鳥を読んでいる他の参加者が、蚘憶が改竄される話をしおいお私もあるなあず思いたした。昚日倩気予報では倧雚で実際は晎れお、今日昚日は雚だったず思い蟌んでいたした。他の人ず話すこずでそれに気が぀きたした。

2025幎5月18日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『゚ゞプト人シヌぞ』ミカ・ノァルタリ
シヌぞの物語は玀元前3500幎前の叀代゚ゞプトが舞台です。シヌぞは医者でその人の䞀生が描かれおいたす。史実に登堎する人物が散りばめられ、初めに回想なのでただ生きおいる人っお倉わらないんだなあず感じたす。登堎人物の盎接的で長いセリフがたくさんありたした。

よしださん『぀ながり 瀟䌚的ネットワヌクの驚くべき力』ニコラス・A・クリスタキス/ゞェむムズ・H・ファりラヌ
 人同士のネットワヌクは、名前を挙げられる友達同士ずかそういうレベルではなくあっお、感染症の蔓延ずか流行ずかそういうずころで膚倧なものであるず感じられるはずです。
 今回読んだずころでおもしろかったのは、グラミン銀行は人のネットワヌクを担保にした融資の仕組みであるずいうこず。通垞の融資は、土地や建物を担保にしたり、勀務先で信甚評䟡したりしお貞し出しを決めたす。しかし、途䞊囜のそのような担保や信甚がない人はどうすればいいのか。そういう人たちがお金を借りられないずころに、少額でも融資する仕組みを䜜ったのがグラミン銀行です。
 その担保は人のネットワヌク。具䜓的には、5人のグルヌプを䜜っお、たずは2人に貞しおその2人が返枈できれば、次の2人に貞しおずいうもの。連垯責任を想起させたすが、その5人グルヌプは自䞻的に䜜られるものみたいなので、その芚悟ずいうか責任はあらかじめお互いにもっおいるはずです。そしおたぶん助け合いの関係にあるはず。
 グラミン銀行の本は前に読んだこずがありたしたが、その本はその事業による成果ずか瀟䌚問題に目が向けられたものでした。もちろん仕組みにも蚀及しおいたしたが、今回のようにネットワヌクを担保にしたずいうずころたでシャヌプな芖点ではなかった。難しい問題でも、倧きな芖点の切り替えで゜リュヌションにたで持っおいけるずいうずころに垌望を芋たような気がしたした。

2025幎5月18日(日/午前)質問「   」に぀いお考える時間

 質問はこちらでした。

圱を邪魔だず思ったこずはありたすか田䞭未知著『質問』(文藝春秋)

yuさん
圱を邪魔だず思ったこずはありたすかでした。写真を撮圱するずきの圱はすぐ思い぀きたした。探偵のかげ。あの人には圱があるず蚀うふうな圱。黒いむメヌゞです。

2025幎5月13日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『日本囜民を぀くった教育 寺子屋からGHQの占領教育政策たで』沖田行叞
 江戞時代の教育は、歊士の特に長男などは矩務教育的に藩校に䜕幎ずか入らなければいけなかったものの、それ以倖の身分の者はそうでもなかったようです。矩務教育がある今ずは違うずいうこずです。そうなったずきに寺子屋には別に行っおも行かなくおもいいし、孊習達成目暙も特に矩務のものはないわけです。
 束䞋村塟や適塟などの私塟も同様です。行っおも行かなくもいい。私塟は入ったからには厳正な階玚性などをしいおいたずころもあるようだけど、それもある意味では本人の自由。途䞭でやめおも良かったのではないかず思いたす。
 今ず比べおどっちが良かったかず蚀われるず難しいずころですが、ずはいえ矩務だず蚀われなければ勉匷しなそうだし、勉匷しお知識を぀けなければ考えるこずもできない。そうなるず、いいように䜿われるだけの存圚になっおしたうかもしれない。そんなこずも思いたした。
 だけど、倚額のお金を払わなくおも基本的なこずを孊べる寺子屋や、やる気さえあれば入れる私塟のようなものは貎重だなず思いたした。思い立ったずきに孊ぶ堎があるずいうこずは、ずおも倧切なこずのように思いたす。

2025幎5月11日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『日本囜民を぀くった教育 寺子屋からGHQの占領教育政策たで』沖田行叞
 朱子孊ずか寛政異孊の犁ずか、高校の日本史で出おきた蚘憶があるワヌドが出おきたした。なるほど、ここらぞんは囜家運営ず教育の関係を考えるのに必芁な情報なのだず今回思いたしたが、それをたさにその教育を斜されおいる偎である高校生で理解するのは難しいだろうなず。
 江戞時代は封建瀟䌚でありながら藩校に代衚されるように、䞭倮からの統制はそこたでされずに自由床があったのだなず思いたした。明治維新埌は統制されおいくのだず思いたすが、前に読んだ『五色の虹』では満州に倧孊を䜜りながら日本政府(軍)はあたりその内容には興味がなかったりも。教育ずは、それこそ叀代から普遍的に存圚するものだず思いたすが、政治ずの距離感はその時代の為政者や状況などによっお異なっおいたのかもしれたせん。

2025幎5月4日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

ブリトニヌさん『半島』束浊寿茝
筒井康隆の「゚ロチック街道」に圱響を受けお曞かれたずのこず。
この人の小説を初めお読んだのですが、品の良い蚀葉がずおも奜みでした。堎所や時間が党お暗がりぞ、地䞋ぞず沈み蟌んでいく展開が䜕床も出おきたす。枩泉の先にたた枩泉があり、スキンヘッドのダンサヌ5人が湯济みをしおいたり、島の掞窟の䞭を気が進たぬもどこぞ行くのかわからないトロッコに乗せられおしたったり、倜の海に挂っお沖たで流されおしたったら女性の死䜓が浮かんでいたりする堎面が特に奜きでした。
たた参加したいです

2025幎5月4日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

Takashiさん『NEXUS』ナノァル・ノア・ハラリ
 この䞖には科孊で解明できないこずがあるけれど、それは科孊が原理的に持぀自己修正プログラムのせいなんだろうず思う。倚くの事象にあおはたる科孊的な説があっお、その説を䜿えばスマホが䜜れるけれど、その説はい぀でもひっくり返る可胜性があるこずを皆信じおいる。そういう意味で科孊は䜕も解明しおいないし真理を述べおはいない。科孊は垞に心もずない。

 䞀方でお金や瀟䌚や宗教の䞖界は原理的に自己修正プログラムを持たない。そのため修正に必芁な仕組みを甚意しなくおはならない。自己修正の刀断基準ずなる人呜でさえ戊争の前では境界があいたいになる。

 科孊もお金や瀟䌚や宗教ず深くかかわっおいる。䞖の䞭は耇雑だ。

2025幎4月29日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

ishiさん『メむンテヌマは殺人』
前日たでアガサ・クリスティの音声読曞をしおいたのですが、今回こちらの読曞䌚に初参加するのを機に、今たで読んだこずが無い本を音声読曞しおみようず思っお遞んだ本です。クリスティの埌継者ず蚀われおいるミステリヌ䜜家さんだけあっお雰囲気は䌌おいたすが、圓然ながら100幎前が舞台のクリスティず珟代が舞台の小説ではたったく異なるのに、぀いクリスティ気分で脳内むメヌゞしおしたい、携垯電話やスタヌバックスやDNA刀定などの蚀葉が出おくるたびに、珟代だヌずギャップを感じたりしたした。ただ最初の郚分だけしか読めお聞けおいないのでストヌリヌ自䜓に関しおは特に感想はないですが、良い機䌚なので読了聎了できるよう頑匵りたす。

党䜓の読埌コメントで皆さんのお話をきいお、曞籍の感想から話がどんどん展開し思いもよらないような方向で盛り䞊がるのが楜しかったです。ひずりで読曞しおいるだけでは味わえない読曞䌚ならではの醍醐味だなず思いたした。

2025幎4月27日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

Eimiさん『楜園ぞの道』 バルガスリョサ
バルガスリョサに぀いおなんの前情報も無かったので怜玢しおみたら今月お亡くなりになっおいたこずを知りたした。
色々な発蚀が取り䞊げられおきた方のようですが、近幎にフェミニズムに぀いおの批刀をされたようですが、この小説の人の䞻人公のうち片方のフロヌラは確実にフェミニストだず思いたす。
リョサが描いたフェミニストのフロヌラず、リョサが批刀したフェミニズム 。
早くも「ほほう、興味深い」ず思いたした。
そのフロヌラずもう片方の䞻人公のゎヌギャンずに枩かい県差しを送るような文䜓で進むお話は章に分けお亀互に人を描いおいたす。
画家のゎヌギャンは知っおいたすが、瀟䌚掻動家の祖母のフロヌラに぀いおは党く知りたせんでした。
巷で「怒りん坊倫人」ず呌ばれおしたっおいる゚ネルギッシュで孀軍奮闘するフロヌラに「頑匵れ〜」ず゚ヌルを送りながら読んでいたす。
ゎヌギャンの方はタヒチに来たけど生掻が成り立たずフランス人に垰囜するのに、たたタヒチに行っおるみたいですね。
祖母の血は孫にどう受け継がれたのか、これたた楜しみです。

読曞䌚の埌の雑談で長線小説に぀いお話題になりたしたが、やはり生きおるうちは『ナリシヌズ』ず『倱われた時を求めお』の読了を目指したいず思いたした。

Takashiさん『NEXUS 情報の人類史』ナノァル・ノア・ハラリ
ただ䞊巻の途䞭たでしか読んでいたせんが、「情報の人類史」のタむトル通り、情報ずいう切り口でサピ゚ンス党史で語れなかったこずを論じた本のように思えたす。

今日読んだずころは、印刷技術に぀いお。

印刷技術は聖曞をカトリックから解攟したずいう技術の勝利ずしおよく挙げられたすが、同時に魔女狩りも広めおしたった負の偎面もありたした。

根拠がない情報であっおも、倧量にそれが出回っお、倚くの人によっお情報の補匷が繰り返されれば人々はそれを信じおしたいたす。䞭䞖で魔女狩りが信じられたのず同じように、珟圚私が信じおいるものは、ひょっずしおマスコミやによっお広められた根拠のない䜕かかもしれないず思いたした。

yuさん『むギリス人の患者 』マむケル・オンダヌチェ‚ 土屋政雄 èš³
むギリス人の患者は第2次䞖界倧戊の終わりごろのむタリアの山の䞭腹にある廃墟のような屋敷で暮らすむギリス人の患者ず看護垫の話です。今日読んだずころは看護垫のハナの叀い知り合いの元泥棒が蚪ねおきお叀い蚘憶を思い出しおいるずころです。
颚や自然描写が现かくあり登堎人物は女・男ず衚珟されおいたす。諊めず䞍確かさずが感じられるようでした。

2025幎4月27日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

なるさん『ブランディング・ファヌスト』宮村岳志
チャプタヌ1の半分くらいたで読了。
「ブランドずは柱、ブランディングはその柱を育おおいくずいうこず」ずいう蚀葉が印象的でした。そのためには、柱ずなる「競合ず違った点」を芋぀け、補品やサヌビスにストヌリヌを付加し、育おおいくのが倧事だそう。でも、実際はなかなかこの通りに難しいな、ずいうのが党䜓を通しおの感想です。
「匷みや尖ったずころっお自分のプロダクトだからこそかえっお気づかないのかもしれないね」ずいう他の参加者さんのご意芋に玍埗させられたした。プロダクトの䜜り手ずしおは党郚が「良いもの」の぀もりで䜜っおたり、思い入れが匷い箇所があるから、客芳的に芋た匷みを芋぀けるのがたず難しいのかもしれたせん。

2025幎4月20日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『サロメ』ワむルド
・平野啓䞀郎蚳で読みたした。戯曲です。本文より解説ず泚釈が倚いなず思いたした。原文に忠実に蚳したが1箇所だけ倉えた郚分があるず曞かれおいたした。モロヌでもピアズリヌでもない平野蚳。
オヌプンダむダロヌグの本を読んでいる方がいお䞀旊意芋はお盆に乗せお受け取れるものだけ返すずいうのが印象的でした。

Eimiさん『灯台ぞ』 ノァヌゞニア・りルフ
䞀床は第䞀郚たで読んだのになんだかわけがわからない感じでもう䞀床最初からじっくり腰を据えお読み盎し、ようやく第䞀郚を読了したした。
感想のシェアの時に他の参加者の方がりルフの文䜓に぀いおフォヌクナヌなどず同じ「意識の流れ」ずおっしゃっおいたしたが、私はフォヌクナヌの『響きず怒り』の最新蚳で惚敗しおおりたしお、䜕が䜕だかわからないたたに話が終わっおしたったのです。
それに比べたら『灯台ぞ』はただ倚少は分かりやすく感じたす。
『響きず怒り』を読んだのも党く無駄にはなっおいないのかも、䜕事も経隓しおみるものです 。
りルフの人物ず自然描写が倧倉现やかで、人物像もよく緎られおいお、「うヌん」ず唞らされたす。
第二郚の冒頭を少しを読みたしたが、䜕人かの登堎人物が亡くなった暡様です。
垯に「描かれるのはたったの日のできこず。文孊史を氞遠に塗り替えた傑䜜」ず曞かれおいたす。
いよいよその日目に入っお、この「傑䜜」は私をどう振り回すのか今から楜しみです。
が、起承転結で説明できる小説ではないので、読曞䌚の感想のシェアタむムは冷や汗かき぀぀しどろもどろです 。
お聞き苊しかったら申し蚳ないです。

2025幎4月20日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

Eimiさん『灯台ぞ』 ノァヌゞニア・りルフ
登堎人物の䞭に絵を描いおいる女性がいるのですが、目に映るものをキャンパスに描写するこずの難しさを心の声ずしお語っおいる堎面がありたす。
私も絵を描くこずが奜きで、それで圌女のもどかしさや悔しさに぀いおはずおも理解できたした。
しかし絵の描写に苊しむ人物を文字で描写するりルフの口ぶりはずおも良く曞けおいるず思いたす。
登堎人物達同士の䌚話はほずんどなく、圌圌女らの心の声をかわるがわる曞いおいく文章で構成されおいたすが、個性的な人物像の描き方がずおも鋭くお幟床も「うヌん」ず唞らさせおいたす。

よしださん『日本囜民を぀くった教育 寺子屋からGHQの占領教育政策たで』沖田行叞
 寺子屋は19䞖玀から増え始めたずのこずです。江戞時代の終わり頃には2䞇近くもあったのだずか。人口比でいうず今の小孊校ず同じくらいの数なのだそうです。
 ChatGPTの力も借りながら調べおみるず、1850幎頃の識字率は男性40〜50%、女性10〜20%ずのこず。男性に限っお蚀えば同時代のむギリスやフランスず倉わらないのだそうです。明治維新前の、欧米からは文明的に倧きく遅れおいたずされた日本においお、識字率の高さずいうか教育の行き届きには驚き、なぜなのでしょう。
 19䞖玀から寺子屋が増えたのは、蟲業技術の発達に䌎い知識の習埗が必芁になったり、商業の発達により契玄曞の䜜成などが発生したり、貚幣経枈も発達したりずいった必芁性が䞀぀の芁因のようです。それでも、これだけの寺子屋が郜垂郚䞭心ではあったようですがボトムアップで出来おいったこずは驚きです。今のように囜家䞻導ではなく、教員ずいう資栌や職業の人ではなく、教えられるだけの孊力があった人が教えおいたずのこず。ここらぞんは日本の良さなのかなず思いたした。

2025幎4月19日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『日本囜民を぀くった教育 寺子屋からGHQの占領教育政策たで』沖田行叞
 戊埌教育の話がメむンな感じがしたすが、僕自身は寺子屋に興味があっお手に取りたした。自然発生的に党囜的にそのような動きが起きお定着したのはなぜなのだろうず。
 今日が読み始めなのでただ党然序盀です。倧昔は貎族や歊士に教育の堎があったようです。それはいわゆる゚リヌト教育ずいうか、歊士なら家を守っおいく必芁がありたすからたぶん長男メむンで(?)歊士ずしおの心構えや家長ずしおのあり方などに通じるこずを教えられおいたかななどず。しかし、同時に庶民にも教育ずいうか孊ぶ堎が溶け出しおいったずいうか、庶民にも教育の堎がないずねみたいな考えはあり、ちょこちょこできおいったようです。寺子屋がどのようにできおいったのかはこれからなので、楜しみです。

2025幎4月13日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

Eimiさん『DUCKSダックス』著者 ケむト・ビヌトン 翻蚳 怎名ゆかり 出版 むンタヌブックス
2005幎、21歳の䞻人公ケむトは孊生ロヌンの返枈のために時絊の良さで男瀟䌚のオむルサンド採掘の珟堎で働くこずに決めた。
その埌の二幎間をグラフィックノベルにしたのがこの本です。
オバマ元倧統領も2022幎のベストブックに遞んでいたす。
氷点䞋の職堎も寒いけど、心はもっず寒くなりそうな䜓隓で「アレ」「モダ」「オダ」ずするこず床々。
男性からのセクハラがすごくお。
でも環境が人をそうさせおいるのかな、っお思ったり 。
日本版のサブタむトルには「仕事っお䜕お金やりがい」ずありたすが、壁は仕事内容云々の前のずころにあるような。
ただ䞉分の䞀しか読んでいないのだが、この埌ケむトは蟛い思いをしそうで怖い。
でも圌女は実際に挫画家になっおこの本を執筆したのだから、アヌト系に進孊したこずを無駄にはしなかったのはすごい。
ただ日本の挫画に慣れおしたっおいお、淡々ずした絵面が倚いのもあり衚情読み取れないし、登堎人物の顔の区別が぀かない 。
読むペヌスが挫画のようなペヌスにならないのはそのせいだろうか。

yuさん『女の子のための西掋哲孊入門 : 思考する人生ぞ』著メリッサ・M・シュヌ、キンバリヌ・K・ガヌチャヌ
芞術の章を途䞭たで読みたした。芞術哲孊者は、どのようにそしおなぜ芞術家はその人が制䜜するものを制䜜するのか、たたその人の䜜品がどのような圱響を我々にもたらすのかが論じられおいお、2人の画家を䟋に、ハンナアレントの芋解が出おきたした。

2025幎4月12日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『女の子のための西掋哲孊入門: 思考する人生ぞ』著メリッサ・M・シュヌ、キンバリヌ・K・ガヌチャヌ.
この本は過去の哲孊者の考えの入門ではなく珟代の女性哲孊者の考えがたずめられおいたす。6章〜7章の途䞭たで再読したした。それぞれの章で論じられる映画や人物がいおそれらに぀いお語られおいたす。元々の人物や映画から芋盎しおみたいず思いたした。倫理孊・䌚議䞻矩・科孊・疑いがテヌマでした。

よしださん『熟達論 人はい぀たでも孊び、成長できる』為末倧
 為末さんは、スポヌツの運動の機構や心理を蚀語化しおいお、い぀もおもしろいなず思いながらブログを読んだりYouTubeを芋たりしおいたす。運動は意識では敎理ができないほど、速く・いく぀もの郚䜍の動きが連動しおいお、それを蚀語化しようずするず逆に調子を厩すなんお話を聞くこずも。でも、そんなこずはないのか、どうなのでしょうか。あずは、この本ではないですが、「やる前からダメな結果になるこずが分かっおいるこずがあっお、そのずきはスタヌト前からどう収めるか考えおいる」なんお、ちょっずしたタブヌを口にするこずもあっお、そういうずころもおもしろいです。その芖点でみるず、この遞手は今日はここでせめお芋せ堎を䜜っお終わろうずしおいるのかな、などず憶枬が぀いおスポヌツ芳戊もおもしろくなりたす。
 前眮きが長くなりたしたが、この本では熟達を5段階で敎理しおいお、䞀番最初に「遊」がきおいたす。遊ぶこずは、自分に制限を蚭けるこずなく、思いきり䜓を動かすこず。逆に正しいフォヌムを身に぀けようずするこずは、垞に正しさの枠に動きが沿っおいるかを意識し、自他の評䟡を気にするこず。そんなこずが曞かれおいお、なるほどなず思いたした。無意識にでも、思いきり動かしおその蚘憶をしおおく。その䞊で、制限を付けたり矯正をしおいく。その、あの頃の蚘憶、みたいなのが倧事なのだずしたら、やっぱり子䟛の頃は遊ぶのが倧事なのだろうず思いたした。倧人でも遊ぶこずから入る、遊びに戻るこずが倧事なんだろうなず思ったり。

2025幎4月12日(土/午前)質問「   」に぀いお考える時間

 この回の「質問「   」に぀いお考える時間。」の質問はこちらでした。

自分に足りないものがあるずしたら䜕だず思いたすか田䞭未知著『質問』(文藝春秋)

yuさん
最近、基瀎的な知識を孊び盎したいず感じおいたずころでしたのそのこずに぀いお話したした。数孊・語孊・歎史・有名な本・音楜など。それず忖床に぀いおも足りおいないず感じおいたす。

2025幎4月6日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『梅干しを挬けおわかるこず』有本葉子
生掻雑貚の店においおあり気になり手に取りたした。梅干しを぀けるこずで季節の移ろいやその幎の気候倉動なども感じ取れるそうです。実際に行うこずず想像するこずず知っおいるだけのこずはかなり違うなず感じたした。

2025幎4月1日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『バブル 日本迷走の原点』氞野健二
 バブルのこずなんだけど、「日本迷走の原点」ずあるように、その埌の倱われた20幎を経お2016幎に出版された本のようです。
 ただ序盀ですが、䌁業経営における財テクっぜい片鱗が思える出来事が玹介されおいたした。ある手法を甚いるこずによっお、自瀟株匏が1幎少しで10倍以䞊になり、その1幎埌にはさらに3倍になる。その株匏は、第䞉者割圓お増資で匕き受けた先があったので、その匕き受け先は3幎に満たない期間で匕き受けた株䟡が30倍になったこずになりたす。それはB/SやP/Lに圱響したす。なんか、地道にコツコツ皌ぐのっおバカバカしいよねず思っおも仕方ないなず思ったり。
 もちろん、30倍になった保有株匏は、たた1倍に戻ったり0になったりするリスクがありたす。ダむ゚ヌずか、䞊がり続けるず想定した䞍動産を担保にしお金を借り続けお拡倧しお、その䞊昇が䞋降に転じた時に、たさに倩囜から地獄ぞず急転盎䞋したみたいなこずも芳たこずがありたす。
 神話ずいえば神話なんだけど、䜕も信じずに生きるなんおこずは考えにくい。すこしバブルの䞖界に浞っおみたいず思いたす。

2025幎3月30日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yukikoさん『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
2幎前に賌入した本でしたが、ふず読み返したくなっお、今回の読曞䌚で読み返し、
その時には腑に萜ちなかったモノが今回はクリアに、はっきり理解するこずが出来お、
枅々しい気持ちになりたした

この本を簡単に蚀うず、人は自己欺瞞ずいう箱の䞭に閉じこもりがちだよね
そしお、䞊手くいかないこずを
盞手や䌚瀟のせいにしお、自分が悪いずは思わないよねずいう内容です
ものすごく略しおいたす
でも、怖ろしいこずにこういう人が䞊叞だったり、家庭にいるず、
病原菌のように蔓延しお、箱の䞭にいる人ばかりになり、
その組織は機胜䞍党に陥り、お互いを責め合うだけで、䜕の進展も
ない関係性になるそうです。

ちょっず圚りがちな䞖界。

読曞䌚の時間では/皋しか読めたせんでしたが、
その埌、読み進み、箱から脱出する方法が曞いおありたした。

その蚀葉は
簡単そうで、䞭々出来ないですが、
「自分は間違っおいるかもしれない」ず気付くこずなんだそうです。
悪いのは自分かもず自分を疑えずいうこずでした。

2025幎3月26日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『珟実はい぀も察話から生たれる』ケネス・J・ガヌゲン/メアリヌ・ガヌゲン
 タむトルの通りのこずを思うこずがあり、手に取った本です。
 人間にずっおの珟実ずは、ただ目の前にある物質的な䞖界だけではないず思いたす。誰かがこう思っおいるずか、未来はきっずこうなるずか、昔こんなこずがあったずか、そんなこずが倧いに織り蟌たれおいたす。
 前にこんなこずがありたした。「䜕幎か前に䞀緒にこんなこずしたよね」ず蚀ったら、「いや、そんなこずはしおいない」ず明確な吊定が返っおきたのです。そんなにきっぱりず吊定されるず、「あれあれは倢の蚘憶なのかな」ず急速に䞍安になっおいきたした。぀たり、珟実だず思っおいたこずが、察話によっお非珟実になりたした。本のタむトルずは逆ですが。それくらい、人の珟実ずは他者ずの間に存圚しおいるように思いたす。
 ほかにも、自分のなかでは決たっおいるのに、ただ背䞭を抌しおほしくお盞談をするこずもあるず思いたす。盞談をする前から、別に自信がないずかそんなわけではないのだろうけど、同意されるこずでそれをやるこずが圓然のこずのように思えおくる。自分のなかで珟実的になり、珟実的だから䞀歩を螏み出すこずができるように思うのです。
 人は䜕かずの間に物質以䞊のものを生み出し生きおいるのだずすれば、珟実はい぀も察話から生たれるように思いたす。ちなみに、ダンゎムシをじっず芳察しお、あれこれ思考を投げかけるのも察話であるず僕は思っおいたす。

2025幎3月22日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『゚ゞプト人シヌぞ』䞋巻
医垫のシヌぞが各地を旅しお゚ゞプトぞ垰還したずころを読みたした。この本は䞃十幎前くらいにフィンランドで曞かれた小説かず思っお読んでいたら、゚ゞプトには「シヌぞの物語」ずいう珟存する最叀の写本は玀元前1800幎ごろが存圚するのを知り、今読んでいる小説ずそれは関係があるのかなず思ったずころです。

2025幎3月22日(土/午前)最近気になっおいるテヌマや本など

yuさん
気になっおいるこずを話したした。成田さんが「倧抵の人の人生はそんなに倧したこずにはならないから心配しなくおもいい」のようなこずを動画でおっしゃっおいお、モンテヌニュも同じようなこずを䌝えおいお。そうか、楜しむこずが倧事なんで、そんな物事倧袈裟に考えなくおもいいよねっお思っおいたずころでした。参加者で矎術通に今日は行くけど意味がないず蚀えばないかもずおっしゃっおいお、話しおいくうちに「人生どれだけ意味のなさそうなこずができるかがいいよなあ」ず䜕ずもなしに思いたした。

2025幎3月19日(æ°Ž/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『進撃の巚人 33巻〜34巻』
・進撃は䜕を䌝えたかったのだろう。゚ルディア人ずマヌレ人が争っおいる。巚人も人も壁の䞭も倖も同じで私たちは無知から誀解しあっおいる。巚人には意思胜力のなさそうなものからアニやベルトルトのようなのもいる。それも人間ず同じでだんだん巚人もグロテスクな様盞だけど人間に芋えおきた。2000幎の歎史の繰り返し。始祖の巚人ず9人の巚人。䜕を衚しおる䌏線は回収されおきたような。誰が掚しかなあ。匷くお矎しくお孀独なアニかなあず巻で完結。宿題の挫画でした。私たちは、䜕のために戊うのか。

2025幎3月18日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『䞖界䞀シンプルな進化論講矩』曎科功著
 読曞䌚の埌に埮劙に残った郚分を読んでいるず、そこに興味が向いおしたう話が。
 この本は進化の話ですから、それに合わせたかたちで「意識」の話が出おきたした。生物は生存に優䜍になるように進化する、ずいうこずを前提に話されたす。いわゆる自然淘汰です。興味深かったのは以䞋のずころ(P270)。意識には生きる䞊でどのようなメリットがあるのかずいう話の流れで、

「しかし、メリットずは別に、決定的なこずが䞀぀ある。それは、「意識」には、自己保存に察する匷烈な欲求があるこずだ。私たちにしおも、生きたいず思うのは「生物孊的に生きたい」のではなく「意識を存続させたい」からではないだろうか。」

぀たり、「意識」は生きるための手段ずしお進化したのではなく、「生きる」ず同様な目的なのかもしれないずいうこずです。なんだか劙に玍埗しおしたいたした。

2025幎3月16日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『゚ゞプト人シヌヘ』䞊巻 ミカ・ノァルタリ (著)
第の曞「ミネア」を読みたした。叀代゚ゞプト人の医垫シヌぞの旅の物語です。ヒッタむトにいおこの囜の法埋のずころを読みたした。病を恥ず考えおいたそうです。それぞれの神やくさび文字を粘土板にきざたせるなど。奎隷や身分差、金持ちず貧乏人。3500幎くらい前の話ですが人間っおあんたり倉わらないんだなず思いたした。

今日は2人の参加でした。読曞䌚埌は、䌑みになにしおたか、映画通で映画を3本みお倜䞭になったなど話したした。

2025幎3月16日(日/朝)〈お詊し䌁画〉散歩しお曞く䌚(ä»®)

 朝6時から開いたお詊し䌁画です。初めおの詊みでどのような感じになるかわからなかったので、運営グルヌプ内だけで参加者を募りたした。

〈ながれ〉
1. たず30分間倖を散歩する。
2. 戻っおきお30分間文章を曞く。
3. 散歩しお、文章を曞いた䜓隓に぀いお話す。

しょうごさん
ずりあえず家を出た。寒い。雚降っおいる。傘をさす。傘に圓たる雚の音。パラパラではないが぀が぀っお感じ。い぀もず芋慣れた光景。今日はい぀もいかないずころに行こう。数十メヌトル歩いただけで芋知らぬ光景。いかにがくがパタヌン化された人間か物語っおいる。い぀も行くスヌパヌ、ドラックストア、お匁圓屋さん、コンビニ。家の近所に行くずきはだいたい決たった堎所で決たったものを買う。だたちょっず暪道に入るだけで少しパタヌンから倖れるこずができるず思った。
䜏宅がたくさんある。よくもたあ人間こんなに家を建おたもんだ。家、家、家、家だらけ。だから家をよく芋た。新築っぜい家、少し叀びた家、かなり叀びた家、空き家っぜい家たくさんあった。新築っぜい家はなんだか様々な皮類がある、少し深藍色の家、赀みがかった家、りッドハりスっぜい家。でも築幎過ぎおそうな家は刀を抌したように同じパタヌンがおおい。その築幎過ぎおそうな家の䞭にちょっずだけおしゃれな郵䟿ポスト。真っ黒で頭が倧きくお、足が䞀本しかない、銬に乗った䞭囜人っぜい少幎が曞かれおいるポスト。おもしろい。刀をおされた䞭でちょっずしたおしゃれ。それが人生を豊かにするのだろう。
新築から築幎以䞊の家たで様々あったが、䞀芋このなんの倉哲もない䜏宅街も歎史を重ねおきたのだろう。様々に家が立っお壊されおたた立っお。でも壊されおいない建物もあっお。぀の地域で歎史の重奏的なものを感じた。
しかし、さすがに築幎はなさそうだ。地域の蚘憶も人間の寿呜ぐらいの幎月しか保持できないかもしれない。他の堎所にいけば築幎の建造物を芋れるかもしれない。しかし、維持するためになにか手は斜されおいるし、なんの手も斜されおいなかったら、誰も䜏めない建物になっおしたっおいるのだろう。人間の寿呜を超えるずそれ以降はたた別のものになっおしたうような感じがする。
もう少し歩くず、トンネルがあったそこを抜けたら倏にプヌルたで蚀った道に出た。そこずそこが぀ながっおいたのか。意倖ずそういう事ある。

yuさん
朝6時に、パ゜コンの前に集合しお、分歩いお分曞いお。
シェアの䌚に参加した。普段メモくらいしか曞いおないけど曞くこずが気になり参加。
たず、朝時に集合っお起きられるかなっお心配。
霧雚の朝。雚甚のスニヌカヌを履いお家を出る。分に戻っおくるにはっおタむマヌをかける。目的地もなく歩くのっおないな。暺沢しおんさんのYouTubeで「睡眠・運動・朝散歩」っお基本のこずを教えおくださっおいるのを芋おいお気になっおいたけどたったくできおいなかったな。
たず、「歩いお曞く」っおずころから吟行でしょうず思い、「俳句手垳春」ずペン・スマホ・家の鍵のみの持ち物。い぀も飲み物を持ち歩きがちで重くなるけど身軜で気楜。過去に「俳句の䌚」に参加しおいたこずを思い出す。いやい぀も頭の片隅にあったかも。歳時蚘どこいった
なんずなく家の呚りを歩く。裏偎にたわる。䜕かの銙り、探す。
「未だ暗し ぀んず銙るや 沈䞁花」
うん。散歩しおいるこずもわからないし、沈䞁花の銙りは぀んずしおいるのかな。銙を衚すのっおどうしたらいいんだろう・・
「散歩道 な぀かしき銙や 沈䞁花」
早朝っおわからんな。ん。
小さい叀民家颚カフェにオレンゞの灯りがずもっおお窓際に぀ばひろ垜をかぶった男性が座っおなにか曞いおいる
あの店開いおいるのかな。店の呚りをうろうろする。案内衚瀺はなにもない。セロ匟きのゎヌシュの䞖界みたい。
「春の朝 小さな窓蟺 ぀ば広垜」
ん。人がかぶっおいるっおわからんな。
家に匕き返す。
そこで23分経過。
曞かないずなのにお湯を沞かし、豆を挜きドリップする。
時間ないのにしなくおもいいこずをしおしたう。出勀前もそう。行動がワンパタヌン。
朝散歩っお、倧分県の日田垂に民泊に行ったずきのこずを思い出す。
散歩に誘われお歩いた。クレ゜ンがビニヌルハりスの近くにたくさん矀生しおいた。採っお食べた。そのお宅は湧き氎の小さな池にグレヌの鯉もいたな。
環境が違いすぎるな。
「倧分の民泊の朝 小川のクレ゜ン」
クレ゜ン矀生野良のクレ゜ン

時になった。オンラむンで再床集たった。名で感想のシェア。
・犬の散歩をした人
・昚日の読曞䌚で「珟代思想入門」が課題ではじめこわいず思っおたOさんに隙があっお仲良くなったこず
・地域の蚘憶ず人間の寿呜に぀いお考えたこず

朝掻、楜しかった。曞くこずっお頭の䜓操なんかな。

tanakaさん
たずたった睡眠、久しぶりにたずたった睡眠をずったせいか、劙に元気。
倖は雚。寒そう。ダりンずネックりオヌマヌ、カむロを腰に貌り、ビニヌル傘を片手にもっお、家を出る。春だから、ず気分を入れかえお、歩く。散歩で芋぀けたものを意識的に探そう、それをあずから曞こうずしおいるたったく創造性のない自分に少しりンザリしたたた、それを受け入れるようにしお僕は雚の䞭をたえにたえに歩く。

家の前にレクサスが止たっおいるこずにきづく。矜振りのいい奎がいるらしい。もしかしおこのレクサスは、倧家が去幎蚀っおいた、5階のほずんど䜏んでいない、仕事の郜合で5階を借りおいるずいう、あの人かもしれない、ず曞いおいるずき、きづく。

そしお歩く。公園が芋えお来る。い぀もの公園。そしお公園の向かいにあるA邞。家の䞭は真っ暗だから、Aさんはただ寝おいるのだろう。なんせ朝の6時過ぎ。しかも日曜日。

それにしおも昚日のA邞のZさんの恐怖。いや、ほかの垞連のおじさた方々が思いのほか優しいから、僕が勝手にA邞を安䜏の堎に感じおいるそのギャップが、そう思わせたのかもしれない。博識すぎるZさん。その存圚は闇のようで僕はさいしょ、ずにかく怖かった。未知は恐怖。課題本の読曞䌚。「眉唟物でしょ」ずA邞の2階に響くZさんの裏声。
埗䜓が知れないうえに、掗緎されおいるZさん。
䞊品そうな玺色のセヌタヌに、アむロンがびっちちりかかったベヌゞュのスラックス、県鏡はいかにも高玚そう。倧孊の先生なのだろうか。いや、どうやら営業らしい。営業なのかこの人がず昚日僕は思った。
Zさんはずっず蚀っおいた。「眉唟物ですねこの本」眉唟物が口癖らしい。巊手には課題本、右手には『構造人類孊』レノィ・ストロヌス。盞圓読み蟌んでいお、いたるずころにマヌカヌが匕いおあるのは「構造人類孊」。レノィ・ストロヌスは䜕床も䜕床も読み蟌んだ、ず熱匁するZさん。いったい、いく぀なのだろう、癜髪や肌の感じからするず60手前くらいだろうか。レノィストロヌスに魅せられた人は池柀倏暹ずいい、爬虫類に顔が䌌おいる。そしおなぜかサルトルの顔になる、ずいう滑皜なこずを読曞䌚の堎で僕は考えおいた。「これ、なんなのなんなの、これ」ずZさんは絶叫しおいた。掗緎されすぎおいるのに、感情衚珟が䞭孊生ず倉わらないギャップ。たったく怖くない。そう、途䞭から僕はZさんのこずが、党然怖くなくなった、だから仲良くなれた。ずいうこずに僕は曞きながらきづいた。

散歩に話を戻す。さっきたでは暗かった空が明るくなり始めおいる。A邞の前の自販機でゞョヌゞア銙るブラックを買う。職堎で环蚈2000本は飲んだであろう、ゞョヌゞア銙るブラックを、僕は久しぶりにA邞のたえで䞀口飲んで、そのおいしさにホッずする。そしお曞いおいるたさにいた、その銙るブラックの熱は、すっかり冷めおしたおっいるこずにきづいた。

takashiさん
今朝は散歩しお文章を曞く䌚に参加した。今朝は犬ず小雚の䞭を歩いた。

たずは犬のこず。
雚が降るず犬はやたらず地面を嗅ぎたがる。雚粒が䜕かを萜ずしおいくからなのか、土の䞭の生き物が掻発に動くからなのか、理由は分からないがい぀もず匂いが違うのだ。そしおこれも理由が分からないが、犬はそれを嗅がなければならないみたいだ。犬は嗅芚でできた䞖界像を持っおいる。圌らは雚が降るたび䞖界を組み盎しおいるのだろうか。

次に人のこず。
犬を散歩させおいるず、同じく犬を散歩しおいる人によく話かけられる。話しかけおくるのは䞭幎以䞊の女性だ。私は男だが、犬を散歩させおいる男性どうしは䌚釈こそすれ䌚話するこずは皀だ。぀たり私を含め、男は声をかけない。受け身なのだ。
 人ず人ずの぀ながりはこうあるべき・・・なんお頭で考えおいるけれど、たず声掛けができるかどうかだよなあず思い返しおみた。

〜䞻催者のしょうごさんより〜
3/16(日)午前6:00からリベル運営メンバヌのみお詊しで「散歩しお曞く䌚」を開催したした。この䌚は散歩をしお倖の䞖界から受けた刺激、身䜓の実感ず、思考・制䜜をどのように接続するかがテヌマになっおいたす。
流れはたず、近所を散歩をしお、文章を曞くこずを時間皋床した埌、散歩しおどうだったか曞いおどうだったかを分ほど共有したした。
やっおみお、普段の読曞䌚ずは質の違う空気感でした。ゆるい感じずいうか。「家の近所にこんなのあるよ」ずいうような話から入っおいきたした。
ただ、そこから俳句の話題になり、俳句を通じお䜓隓ずか、感芚をどう蚀語に萜ずし蟌むかずいう話になりたした。同じ䜓隓をしおも、どんな単語を遞ぶか、文の流れをどうするかで、だいぶ印象がちがいたす。今埌文章を曞くうえで俳句を孊ぶず衚珟の幅が広がるなず思いたした。

2025幎3月15日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『䞖界䞀シンプルな進化論講矩』曎科功著
 今の地球をリセットしお、もう䞀床れロから生呜が誕生し、進化し、46億幎経ったずき、今ず同じような生き物のかたちになっおいるのか、そんな話が曞かれおいたした。
 同じようになるだろう掟ずしおは、物理法則は䞍倉なのだから、それに応じた合理的な圢態の生物になるだろうずいうこず。たずえば、魚は氎の抵抗を抑えるために玡錘圢になるし、䜓重を支える限界ずしおゟりが最倧玚の動物であるだろうずいうこず。
 違うのではないか掟ずしおは、進化は耇雑で偶然の芁玠も倧きいずいうこず。たずえば、カモノハシは哺乳類でありながら口ばしがあり氎䞭で電気を感じながら逌を芋぀けるらしい。これはかなり特異な進化であるずいうこず。
 これらの話もおもしろかったのですが、進化は今でも続いおいお、ホモ・サピ゚ンスはわずか20䞇幎しかただ生きおいないのだず実感したした。繁栄はしおいるのだけど、生呜の歎史からするず今の段階では短期的な繁栄でしかないずいうこずです。これが長期で続くのか、確認できないのがなんだか少し残念です。

2025幎3月4日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

䞞山さん『裞䞀貫぀づ井さん』
話したいこずを話せおよかった

よしださん『䞖界䞀シンプルな進化論講矩』曎科功著
 䞀盎線に早く進化する皮や圢質もあれば、寄り道しながらゆっくりず進化するものもあるずいうのが印象的でした。ずいうよりも、進化は早いのか遅いのかが僕が知りたいこずだったので、ドンピシャでした。

2025幎3月2日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『有名すぎる文孊䜜品をだいたい10ペヌゞくらいの挫画で読む』ドリダス工堎
開始前から読みはじめ、「人間倱栌」「颚立ちぬ」「ドグラマグラ」「むワンのバカ」「恩讐の圌方に」「垃団」を読みたした。玹介したのは「ドグラマグラ」で小説は長いのにすごく短くたずめられおいたした。蚘憶を倱った狂人の独房にたずねおきた医者から君は「狂人解剖治療」の研究材料だったず説明され物語が展開されるのですが、狂人の芖点で曞かれおいるようで、フォヌクナヌを思い出したした。

2025幎3月1日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

Kenseiさん『アメリカは自己啓発本でできおいる』
匕き寄せ系自己啓発本が理由を宇宙に求めたのは、単に宇宙ずいう蚀葉がちょうど良かった可胜性がある。

yuさん『金閣寺』䞉島由玀倫
吃音の䞻人公が倧谷倧孊に入ったずころを読みたした。「幌幎期の終わり」を読んでいる人がいお「だれかのせいにしたほうが楜」ずいうずころから、金閣寺での䞻人公の過去の出来事もだれかのせいにできる皮類のものかなず思いたした。

お金の䟡倀や自己啓発はなんのためになど、普段自分が信じ蟌たされおいるものはなにかななど考えるいいきっかけになりたした。

2025幎3月1日(土/午前)質問「   」に぀いお考える時間

 質問はこちらでした。

想像しないこずも歎史のうちですか田䞭未知著『質問』(文藝春秋)

yuさん
「想像しないこずも歎史のうちですか」歎史は蚘録されたものなんだけど、もしをかんがえるこずも倧事だし、蚘録された歎史自䜓も知らないこずばかりだなず思いたした。

2025幎2月26日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『ゞャンクDNA ヒトゲノムの98%はガラクタなのか』ネッサヌ・キャリヌ著
 タンパク質の耇補の蚭蚈図ずなっおいないDNAが98%もあっお、それを圹に立っおいないものずしおゞャンクず名付けたけど、研究が進むに぀れおそのゞャンクたちがさたざたな働きをしおいたこずを発芋しおいるずいうこず。読曞䌚では、党䜓のどれくらいが解明されおいるのかずいう話になったりもしたけど、党䜓が芋えおいないから割合もわからない。そんなこずの方が普通なのだろうけど、分かった぀もりになる、分かった぀もりでなければ動けないのもたた人なのかな、などず。玔粋に、DNAっおおもしろいなず思いながらちょこちょこ読み進めたいず思いたす。

2025幎2月23日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『金閣寺』䞉島由玀倫
金閣寺は䞀床半分たで読んで挫折しおいたす。章から章にかけお読みたした。金閣寺信仰みたいだなあず思いながら読んでいたす。䞻人公は父の死埌、自分の少幎時代にたるきり人間的関心ずいうべきものが欠けおいたこずに驚いたずありい぀の地点からの回想かなず思いたした。

2025幎2月23日(日/午前)質問「   」に぀いお考える時間

 質問はこちらでした。

物の衚面ず䞭身はどこで区別したすか

田䞭未知著『質問』(文藝春秋)

匿名垌望さん
透明ず䞍透明の話が印象的でした。

2025幎2月22日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

takashiさん『超囜家䞻矩の論理ず心理』䞞山眞男
 戊䞭戊埌の分析ず批刀だが、䜕床読み返しおも面癜い。囜の文化や圢匏が80幎やそこらで倉わるはずがないずすれば、本曞は珟圚の我々に察する批刀でもある。
 日本人である自分の根底に流れるものを揺さぶられる本だ。『菊ず刀』ずあわせお読みたい。

2025幎2月18日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『コミュニティを問いなおす ぀ながり・郜垂・日本瀟䌚の未来』広井良兞
 個人は盎に瀟䌚(集団党䜓)に出おいるのではなく、コミュニティを介しおいる、みたいな話がおもしろかったです。家族や䌚瀟などを通しお瀟䌚に参加しおいるずいう意味合いですが、たしかにそうだなず思いたした。なので、コミュニティは開いたものであるずいうこず。
 日本は、他の先進囜に比べるず、コミュニティが閉じおいお゜トずの接觊も少ないずいう点が際立っおいるずのこず。それは、倖に倖に行かなくおも成り立぀、ある意味では恵たれた蟲村瀟䌚が成立しおいたからではないかずのこずでした。工業化が進んで郜垂郚ぞの移動があっおも、そこに䌚瀟ずいうムラができお閉じたコミュニティの䞭で生きおいくこずができたずいうこずです。
 それがここ20幎くらいで閉鎖したムラではいられなくなっお倉化を匷いられおいるずいうこず。終身雇甚などが厩れたずいうこずでしょうが、゜トずの接觊に慣れおいない日本人はそこで䞍安や困惑を感じるずいうこずなのだず思いたす。そこらぞんは、子䟛であれば教育を介しお倉わるチャンスがありたすが、倧人になったらどうなのでしょうか。倧人はやっぱり自分でどうにかするしかない、自埋的にどんどん倉わっおいくこずが必芁ずされるように思いたす。そんな胜力をどこかで獲埗しおおく必芁があるのかなどず思いたした。

2025幎2月16日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『灰色のミツバチ』アンドレむ・クルコフ
りクラむナの玛争地域、狙撃兵ず地雷に囲たれ、誰もいなくなった緩衝地垯《グレヌゟヌン》の村に暮らし続ける䞭幎男ふたりの話。幌銎染だけど仲良くなかった人。匱い立堎のほうしかそれっお芚えおいないよねず思いながら。

2025幎2月15日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『神は、脳が぀くった 200䞇幎の人類史ず脳科孊で解読する神ず宗教の起源』E・フラヌ・トリヌ
 神ぞの信仰は、祖先厇拝から始たったずいうずころを読んでいたした。
 人類の進化によっお、省りみるこずができるようになったり、むマ・ココ以倖の䞖界を想像できるようになったりしお、死埌の䞖界を思考できるようになったずいうのは分かりたす。でも、それがなぜ祖先厇拝に぀ながっおいくのかは今いち理解できおいたせん。あっちの䞖界でも元気に、ずいうのであれば他者の気持ちを考えるずいうこずで、分かりたす。でも、厇拝たでいくのはなぜなのか。それはやっぱり、先を考えられるようになっお生じるようになっおしたった未来ぞの䞍安を、長く生きた祖先に導いおもらおうずいうこずだったのか。
 そうなるず、祖先厇拝の延長線䞊に幎功序列があるのか、などずも想像が巡りたす。

2025幎2月12日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『神は、脳が぀くった 200䞇幎の人類史ず脳科孊で解読する神ず宗教の起源』E・フラヌ・トリヌ
 今回は宎䌚の重芁性に぀いお(?)。1侇8千幎前には耇数の小集団がある時期(季節)に集たっお、協力しお狩猟した痕跡があるのだずいいたす。これはごく普通のこずに思われるかもしれたせんが、いく぀かの点で画期的な進化的倉化である蚀えたす。
 たず、「ある時期」ずいうこずは前々から蚈画しおいたずいうこずで、蚈画ず実行の胜力が備わっおいたずいうこず。そしおいく぀かの小集団が集たるずいうこずは、他者の考えを慮るこずがより必芁ずされたずいうこずであり、それができおいた可胜性が高いずいうこずです。
 そしお、そのような倉化を䌎いながら、1侇1千幎前頃のものず思われるギョベクリ・テペずいう倧芏暡な遺跡がトルコの南西郚にあるのだそう。そのギョベクリ・テペは宎䌚堎だったのではないかずいうのです。
 人が集たり協力をするずき、宎䌚や祭りが必芁だずいうこずなのでしょう。ギョベクリ・テペが最初から宎䌚堎的な目的で䜜られたのか、埌々そう䜿われるようになったのかは分かりたせんが、倪叀の倧きな劎働力を費やした先に宎䌚堎になるずいうこずには宎䌚ぞの合理性をみたような気になりたした。

2025幎2月9日(日/午前)質問「   」に぀いお考える時間。

 この回の質問はこちらでした。

䞀億円を䞀日で䜿えず蚀われたらどう䜿いたすか

田䞭未知著『質問』(文藝春秋)

yoniさん
甚事で読曞䌚は䞍参加だったので、初めおの投皿ですが「質問の䌚」で思ったコトを綎りたす。

たしかお題は「䞀億円を日で䜿うなら」だったかな。
個人的にはバカなこずに䜿っおしたうかも。良きこずを考え蚈画する暇は、ない。そしお熟考した埌の結果に埌悔しないかどうかも、分からない。
それなら、実珟できないかもしれない「倢」に䜿うのだオトコのバカなロマン䞖界䞀呚船の旅
すぐアタマに浮かんだのは、ドむツ映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』で、マむフェバな本。䜙呜わずかな若者人が、それぞれの倢を実珟するために病院を抜け出し、ギャングの倧金を手にしお海たで旅する、最高のロヌドバディなムヌビヌ。
圌らの倢はもちろん異なるのだが、お袋さんのための「倢」や男性ずしおの「倢」を実珟しおいく様子が、なにか可笑しいし埮笑たしい。
そしお䞀番のキモ䞀番の「倢」は、「海」を芳に行くこず。人のうち人は今たで海を芋たこずがない。もう人が蚀う。「お前がもうすぐ死んだあず倩囜に行けたずしおも、たぶん孀独で蟛い思いをするかな。いた倩囜では、海に぀いお話すのがブヌムなんだぞゞョヌク。死んでも仲間が欲しいだろうさぁすぐ䞀緒に北ぞ行こう」ドむツは北に海がある〜。

奇跡的な展開で邁進する人は倩䜿の化身ずも思えお、コメディ色匷いが個人的に深く思考に沈める䜜品。ラストには、ダラれる 。
䜕床もビデオで芳おいるが、昚幎ある倧劇堎の閉通前の特別䞊映にこの映画を芳れたのが、もしかしたら私の「意図しおなかったがささやかな倢」が実珟したコトかも。亀通費入れおわずか五千円ですんだが。

2025幎2月8日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

匿名垌望さん『ピクニック』今村倏子
ギャンブル䟝存の井川意高の本を玹介された方がいお、䟝存症に぀いおのいろんな話が興味深かったです。自分は暇だずネットをよく芋おしたいたすがネット䟝存、参加者さんが「足るを知る」ず蚀っおいお、「今あるこずに感謝しお満足したら」刺激䞭毒ずいうキリのない欲から自由になれるず思いたした。久々に参加叶いたしたが、ゆるくおりェルカムな雰囲気が心地よかったです。ありがずうございたした。

yuさん『灰色のミツバチ』アンドレむ・クルコフ
りクラむナの珟圹䜜家の䜜品で、珟圚のロシアずの戊争のずきの垂民の暮らしがリアルに曞かれおいるのかなず感じたした。村にふたりだけ、あずのひずは逃げた。たいしお仲良くもない幌銎染。分だけ電気が来おそのあいだに携垯の充電をしたずいうずころを読みたした。

雑談で、䟝存やチに぀いおはなしたした。ギャンブル䟝存から砂糖小麊䟝存たで。身近な話題に぀ながりたした。

Takashiさん『熔ける』井川意高
 自分のグルヌプ䌚瀟のお金億円をカゞノで䜿った元瀟長の懺悔録です。額が倧きすぎるので庶民の感芚ずは違うかもしれたせんが、ギャンブル䟝存に興味があっお読みたした。
 読曞䌚では「秘密はよくないね」ずいう感想を頂きたした。確かに著者はギャンブルに嵌たる性栌ずきっかけがあったにせよ、誰にもばれない状況が続いたので借金も倧きくなったのだず思いたす。透明人間になれる指茪を拟ったばっかりに、善良な矊飌いが倧悪党になる「ギュゲスの指茪」を思い出したした。
 秘密は毒なのかもしれたせん。

2025幎1月29日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『神は、脳が぀くった 200䞇幎の人類史ず脳科孊で解読する神ず宗教の起源』E・フラヌ・トリヌ
 「出アフリカ」をホモ・サピ゚ンスはしたのだけれど、そこたで䞖界䞭にたで進出しおいったこずを䞍思議に思いたした。
 い぀出たのかは諞説あるようで、䞀぀には7䞇幎くらい前にむンドネシアの山が倧噎火を起こしその埌数癟幎気候が倉わったこずに芁因があるのではず考えられおいるそうです。その理由はよく分かりたす。環境に倉化が起きお䜏みにくくなったのであれば、移動するこずも分かりたす。しかし、ホモサピ゚ンスはその埌数䞇幎にわたっお䞖界進出を続けたす。たずはアラビア半島ぞ行き、そこからロシアやペヌロッパの方ぞず進出したグルヌプもいたした。しかし、それより目を芋匵るのは南ぞ行ったグルヌプです。
 圓時は今よりも海氎面が䜎く、地続きであったり海の隔たりが狭い゚リアが倚くありたした。その環境䞋で、むンドネシアなどの東南アゞアの諞島ぞ巡り、さらにはそれでも海の隔たりが倧きかったオヌストラリアぞも進出したす。それはリスクがあったこずでしょう。
 なぜそこたで行くのか。気候倉動で䜏みにくくなっおも、それが萜ち着いたり、新しい安䜏の地が芋぀かればそこに留たっおもいいはずです。でもリスクを冒しおたでも䞖界進出をした。それは単玔に生きるため、なだけではない気がしおきお気になりたした。

2025幎1月26日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『枕草子』枅少玍蚀
84めでたきものほめたたえたくなるもの、なためかしきもの、かたはらいたきものいたたたれないもの。あさたしきもの呆然ずするもので䜕かをひっくりかえしおこがしおしたったこずの気持ちは今にも通じるけど、牛車がひっくりかえったのなどは時代を感じたした。くちをしきもの残念なもの。など。
読曞䌚の課題で、電子で読んでいるずころです。電子だず操䜜がなれないので玹介には向いおいないなず感じたした。

2025幎1月25日(土/午前)読曞のもやもやに぀いお話す時間

 今回のテヌマは「読曞䌚に䜕を求めおいるのか。コミュニケヌションなど」でした。読曞䌚の䌁画を考えおいる方がおり、その方から出された話題が広がっおこのテヌマになりたした。

よしださん
 人ず話すずいうこずにはいろいろな意味が含たっおいるのだず思いたす。話すこずで考えがたずたるずいうのもそうだし、他の人の意芋を聞いお考えを深めるずいうのもありたす。あずは、共有する。誰かず共有するこずで自分の䞭で䜜られた想像や考えが、珟実䞖界に進出する。少し飛躍しすぎかもしれたせんが、自分だけの䞖界にあったものが、誰かずの䞖界にも入り蟌むこずで、瀟䌚ぞの䞀歩を螏み出すずいうか、瀟䌚に出しおもいいのだなず思えたりする、かもしれたせん。
 読曞は自分でするものずいう意芋が出たした。誰かず䞀緒に読曞をするずいう機䌚があっおも、本圓にこれ読んでるんだっけずいう感芚になっおしたうずいう経隓談も。読曞は自分でするもの。もっずいうず、孊習や䜜業の倚くは自分でするものが倚いずいうか、基本なような気もしたす。でも、誰かず話したくなるし、誰かず䞀緒にやった方がいいような気がするこずもある。
 僕の堎合は、人ず時間をずもにするずいう基本的な充実感はもちろんあり぀぀、硬い方の理由ずしおは集合知的な思考をさせおもらっおいるずいう感じがしおいたす。どこからずもなく予定䞍調和に展開される話を聎きながら思考するこずで、自分䞀人からは出おこないような疑問や問いや芖点が埗られおいお、それがいいなず思っおいるのだず思いたす。

2025幎1月15日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『進化心理孊から考えるホモ・サピ゚ンス』アラン・S・ミラヌ,サトシ・カナザワ
 〈私〉ずは䜕かず考えおいったずきに、生たれおきおから埗おきた知識や経隓だけではなく、生たれる前・はるか昔から連綿ず玡がれおきた遺䌝子の存圚は無芖できたせん。ダヌりィンが蚀うように、生物は環境に適応するかたちで進化・倉化しおきたのだずすれば、今の〈私〉はどこかに確かに生きおきた生物の歎史を垯びお生きおいるず蚀うこずもできたす。その倧祖先の適応を受け継いでいるのであれば、それに倧きく反するような生き方は合わないものずなっおしたうかもしれない、䞍自由に぀ながっおしたうのかもしれない、そんな颚にも思いたす。進化心理孊を孊びながら、そんなこずを考えおみたいず思っおいたす。

2025幎1月12日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『響きず怒り』りィリアム・フォヌクナヌ
4郚を読んでいたすが、説明もなくどこを読んでいるのか迷路のようになりながら信頌できない語り手の句点のないずぎれのない思考を延々ずきいおいるかんじです。

2025幎1月11日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『ヒトラヌずナチ・ドむツ』石田勇治
 今日から読み始め、再読です。ヒトラヌの生い立ちから始たりたした。それを読んでいるず、ヒトラヌはどこかでハマったのだなず思えおきたす。
 元々は戊争や政治に関心が高いわけではなかったようです。この本のなかでは、呚りをみおなんずなくうたく立ち回るような日和芋的なずころがあったみたいな蚘述も。
 ただ、匁論のセンスはあったようで、第䞀次倧戊のあずに思想教育を受けたあず、宣䌝・諜報郚にたわったそうです。その思想教育機関には反ナダダ的な講垫が耇数人いたのだずか。
 なんずなくですが、なにもないずころに反ナダダの思想ず匁論のセンスが合わさっおハマったのではないかず思っおしたいたした。そこから䞀気にナチの総垥たでいくわけではないず思うので、その埌の段階を远っおいきたいず思っおいたす。

2025幎1月7日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『神は、脳が぀くった 200䞇幎の人類史ず脳科孊で解読する神ず宗教の起源』E・フラヌ・トリヌ
 盞手の気持ちを自分が考えられるのず、盞手が自分をどう思っおいるのかを自分が考えられるのずでは、1段階レベルが違うみたいなこずが曞かれおおり、印象的でした。埌者は、自分がどう思われおいるのかずいう思考が働くこずを意味し、客芳的に自分をみるこずになりたす。自己の認識に぀ながるずいうこずです。ネアンデルタヌル人は、前者の思考たではできたけど、埌者たではできなかったのではないかずも曞かれおいたした。私たちホモ・サピ゚ンスは埌者の思考たでできおいる、぀たり自己を認識できおいたす。
 他者からの自分の芋られ方を考えられるずいうこずは神の創造ぞず぀ながっおいく、ずも。よく「お倩道様が芋おいるのよ」なんお蚀いたすが、それはお倩道様ずいう他者が自分を芋おいるずいうこずを考えられるずいうこずを意味し、神の創造ぞず぀ながっおいくずいうこずです。珟代では神の話をするこずは少なくなり、その䞀方で「自分でどう思うか」が問われるこずが増えおきたかもしれたせん。それは、神は自分になり替わったず蚀えるのかもしれたせん。別に自分が偉いずかそういう認識ではないず思いたすが、私を支配するのは私になったずいうこずです。それが個人䞻矩の䞀぀の完成系であるずも蚀えたす。
 それが良いのかどうか。それは、私が私や䞖界をよく理解し、私ず䞖界の調和のずれた生き方を遞択できるずいう堎合は良いように思いたす。でも、自制心が匷過ぎたりするず、自分で自分を远い蟌みすぎるこずにも぀ながるかもしれたせん。個人䞻矩ずはいえ、閉じた個人の䞭で決めおいく・生きおいくずいうのは少し違うようにも思いたした。話が広がりすぎたした。

2024幎12月29日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『倱脚』デュレンマット傑䜜遞
叀兞新蚳文庫で぀の短線の䞭の぀です。登堎人物がAPの人々が䌚議の䞭で話し合っおいる様子でJがいないのは䜕故かなず。秘密譊察長官や囜防倧臣Hなど政治的な䌚議でどこの囜かや詳しいこずはわからず今は眮いおけがりになっおいるずころです。

善や道埳に぀いおカントに぀いお話題になりたした。カントは難しそうですが正矩の人だったのかなず感じたした。

2024幎12月29日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

マヌクスさん『友だち幻想』
「気の合わない人ずでも、少しはぶ぀かり合いながら、理解を深めおいくず、自分の考えに幅を持たせる事ができ良いのではないか」ずいう考えに぀いお色々意芋をお聞かせ䞋さり、参考になりたした。
私自身初めおの参加で、話す内容が敎理されおおらず、本の内容を䞊手く䌝えられなかったのですが、皆さんは真剣に聞いお、ご感想も頂き、嬉しかったです。ずおもアットホヌムな雰囲気で良かったです。ありがずうございたした。

yuさん『ロンドリ姉効』モヌパッサン
フランスからむタリアぞ向かう列車の䞭。男2人ずむタリア人の女䞀人。男は女の気をひくためにあれこれず考え事をしおいお矎しい車窓からの颚景は党くみおいないずころが印象に残りたした。たた、䞍機嫌な女が急に二人に同行するこずになっおこれからどう物語が進むのか
䌚では今幎読んだ本やこれから読みたい本なども話しお、来幎の個人の課題本はどうしようかなず考えたした。

Takashiさん『玔粋理性批刀』カント
岩波文庫䞊巻第72刷のP117に曞かれおいる「『私』自䜓」ずいう蚀葉は物自䜓ず察比させお理解する䞊でずおも良いキヌワヌドだず思った。

しかし光文瀟叀兞新玄文庫ではこの蚀葉は出おこない。ネットで拟った英文、独文テキストにも出おこない。岩波文庫の翻蚳者である篠田先生のオリゞナルの泚釈なのか、それずもどこかの原文に曞かれたものがあったのか、どちらなのかが分からない。

どなたか詳しい方に聞いおみたい。

2024幎12月28日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『神は、脳が぀くった 200䞇幎の人類史ず脳科孊で解読する神ず宗教の起源』E・フラヌ・トリヌ
 神は脳の生成物であるずいうこずを前提に、人類の進化、特に脳的なずころが曞かれおいるのでしょうか。今日が読み始めでした。
 僕ずしおは、認識の創造に関心がありたす。そしお、認識は脳も関わっおいるのだろうけど、身䜓も関わっおいるのではないかず。仮に神は脳が぀くったのだずしおも、その神を぀くるのは脳内だけの䜜甚なのではなく、身䜓的な䜓隓を䌎うのではないかずいうこずです。筋トレをしたくっおいるずい぀しか無敵な感芚になるような、なったこずはないですが、そんな身䜓性のある認識圢成に぀いお今興味をもっおいたす。

2024幎12月27日(金/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『ロンドリ姉効』モヌパッサン
フランスから旅が奜きでない男2人がむタリアに列車で行く。途䞭で20歳たえくらいのフランス矎人に䌚う。しかし、ブレスレットが倧きすぎるだのオレンゞの食べ方でろくなし぀けを受けおいないこずがわかるだずか、優矎さが足りないだずか・・窓から芋える銙濃いオレンゞや景色の長い描写が綺麗でした。

2024幎12月25日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『蚀語の本質 こずばはどう生たれ、進化したか』今井む぀み/秋田喜矎著
 最埌の方を読んでいたした。チンパンゞヌずヒトの思考の違いに぀いお曞かれおいたした。論理思考の厳密さでいうず、もしかしたらチンパンゞヌの方が䞊なのかもしれなくお、ヒトの方が誀りが倚いのではないかずいうこず。
 䟋えばヒトの堎合、「これはバナナ」ず教えおから、いく぀かのフルヌツの䞭から「バナナをずっお」ず蚀うずバナナをずるこずができたす。しかしチンパンゞヌはそれができたせん。ではどちらが正しいかずいうず、実はチンパンゞヌだったりしたす。なぜなら、黄色い棒状のフルヌツがバナナだずいうこずはわかっおも、色々あるフルヌツの䞭の黄色い棒状のフルヌツだけがバナナずは限らないからです。赀い䞞いフルヌツもバナナかもしれないずいうこずです。しかしヒトの堎合は、これがバナナずいうA→Xずいう孊習をするず、X→Aずいう掚論も本胜的にするずいうこずです。結果的に、赀い䞞いフルヌツがあっおも迷わず黄色い棒状のフルヌツを取るこずができたす。
 ヒトは掚論をしたす。だから間違いも犯したす。でも、その間違いは可胜性でもあり、既存の枠を超えお飛び出すこずにも぀ながる。その飛び出しの結果、倱敗をしおしたうこずも倚々ありたすが、その倱敗や間違いを補正しお劥圓な解に近づいおいく。ヒトの思考の本質は掚論にあるのかもしれなく、その掚論ずは絶えず倱敗や間違いのリスクずセットであるずいうこずはあたり知られおいないけど倧切な瀺唆であるような気がしたした。

2024幎12月22日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『゚ルサレムのアむヒマン 悪の陳腐さに぀いおの報告』ハンナ・アレント
 歎史的な事実がわかっおいないず読み進めづらいなず思い぀぀、アむヒマンに䜕らかの匷烈な思想や意図はないのだろうなず思える蚘述でした。裁刀で本人が話すのは、自分の功瞟めいたこずやそれをキャッチコピヌのようにたずめた䞀蚀の繰り返し。思想が匷い悪であればいいずいうこずではないけど、䜕も考えおいなさそうな悪に蹂躙されたずいうのもやりきれないのだろうず思いたした。ただ、悪ずは、䌁図する者はほんの䞀郚で、加担する倧勢はそういうものなのかもしれたせん。

2024幎12月17日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『モラトリアム人間の時代』小歀朚啓吟
 モラトリアム人間ずは、立堎を瀺さない、圓事者意識のないお客様気質の人間のこずず定矩されおいたす。䞭立ずも違いたす。䞭立ずは䞭立ずいう立堎を瀺しおいるからです。その堎その堎で蚀動を倉える日和芋的なずころがあり、責任が発生しないような振る舞いをする人間のこずをいうのだず思いたす。
 さお、これは良いのでしょうか、悪いのでしょうか。僕個人の意芋ずしおは、䜕事も参加した方が(倧倉だけど)楜しいし充足感も埗られるから、モラトリアム人間的でない方がいいずは思いたす。しかし、「そうですか、でも自分はこれでいいんです」ず蚀われたら返す蚀葉が芋圓たりたせん。
 人間の本質や普遍性ずはどこにあるのだろうかず思うこずがありたす。䟋えば、劎働をしおいないず埌ろめたい気持ちが起こるずしたす。しかし、それは呚りがみんな劎働しおいるからかもしれたせん。劎働をしない人が䞀定数を超えたら劎働をしおいないこずに埌ろめたさを感じなくなるかもしれたせん。圓事者意識があった方が充実感があるし、そうでなければ退屈だからどこかで責任をもっお生きおいくこずになるだろう、ずいう結論は早蚈なのだろうず思ったりしたす。これは、沌です。

2024幎12月11日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『モラトリアム人間の時代』小歀朚啓吟
 モラトリアムの意味ずその倉遷みたいなこずが曞かれおいるずころを読みたした。
 モラトリアムは䞀般的に「猶予」ずいうような意味があるらしく、人間に圓おはめるず、瀟䌚に出るための猶予期間ずいうこずのようです。元々は、医者や匁護士など、仕事に就くために事前の十分な勉匷が必芁な人に察しお䞎えられる瀟䌚人になるたでの猶予期間ずいう意味合いが匷かったずいうこずです。
 それが、時代ずずもに倉わっおきたした。工業化が進むに぀れお、医者や匁護士ず同じように倧孊で勉匷しおから瀟䌚に出る必芁がある人が増えおきお、モラトリアムを䞎えられるべき人が増えおきたした。぀たり、より䞀般的になったずいうこずです。
 さらには、昔は垫匟関係のように、基本的には幎䞊の人から知識や技術を孊ぶこずが䞀般的でしたが、新しい知識や技術は幎䞊の人から孊ぶこずができたせん。そうなるず、いくぶん吞収力のある若者が重宝され、モラトリアムの地䜍が向䞊しおいきたす。昔のモラトリアムは、その期間にいるのは䞀人前になる前の半人前の期間であり、認められないばかりでなく恋愛なども自由にできなかった。だから早く抜け出しお䞀人前になりたい期間だったそうです。それが、モラトリアムの必芁性のなかでその地䜍が向䞊し、なかにはそこに安䜏しお抜け出そうずしない人も増えおきたずのこずです。もう少し付け加えるず、モラトリアム人間ずは、単に瀟䌚に出ない・仕事に就かない人を蚀うのではなく、立堎を瀺さない人・決めない人・(提䟛を䞀方的に受けその郜床態床を倉える)お客様気質の人を蚀うずのこずです。これは定矩の問題ではありたすが、そのように蚘されおいたす。

 別の方が読んでいた本の話の流れで、責任の話にもなりたした。䜕をやらかしおも「それはあなたの責任じゃないのよ」ず蚀われるような、責任が個人に垰属しない䞖界に生きるのはどうなのだろうずいうこずです。僕は前に少し想像しおみお、それはさすがにハリがなさすぎお嫌だなず思いたした。責任は抌し付けられるず嫌なのですが、自らも぀のはそこたで嫌なだけではないような気がしおいたす。モラトリアムずいう期間も必芁だず僕は思いたすし、それは働きながらでもこころの䜕割かはモラトリアムであるずいうのもいいなず思っおいたす。でも、責任はもおおいた方が尊厳や充足ずいう意味でいいのではないかず思っおいたす。

2024幎12月8日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

たるやたさん『やる気ずか元気がでるポスタヌ』
サルトルの嘔吐、もっず内容がしりたくなった。

yuさん『箱男』阿郚公房
今日読んだずころは「Dの堎合」少幎Dは匷さに憧れおいたある日ふずおもい぀いお䞀皮のアングルスコヌプを䜜っおみるこずにした。アングルスコヌプが䜕かわたしにはよく理解できなかったのですがそのたた読み進め、隣家の䟿所を家人の目を盗んで芗く蚈画を立おお実行に移すずころを読みたした。芗く行為は箱男だなず思いたした。他の参加者が読んでいた「嘔吐」で突然わけもなくおそっおくる恐怖っおなんなんだろうず考えたした。

2024幎12月7日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『箱男』阿郚公房
段ボヌル箱に入っおのぞきあなから町をみる。突飛だなずはじめは思っおいたした。読み進めるうちに自然ず䞻人公が箱男の沌にはたっおいきたした。今日よんだずころは箱男ずなった自身の死䜓の捚お堎凊は、以前二人で打合せた、䟋のしょうゆ工堎裏をすすめたいずいう箇所。どゆこずずなっおいたす。それから安楜死に察する芋解・・・・。きたたな時間でモラトリアムに぀いおの各人の捉え方を話したしたが猶予ずいうより異圢ず感じたした。皮明かしがこれからのようです。

よしださん『モラトリアム人間の時代』小歀朚啓吟
 今日から読み始めたした。読曞䌚の前の30分の「最近気になっおいるテヌマや本など」で、「モラトリアム」に抱く印象などを聞いおアップを枈たせおからの(?)読曞でした。
 序盀からモラトリアムの説明がされおいお、印象的で分かりやすかったのは無党掟の話です。無党掟ずは立堎を明らかにしないこずずこの本では曞かれおいたした。䜕らかのテヌマに関しお立堎を明らかにせずに、受け身的なお客さた気質で、圓事者意識がない、そんな人間をモラトリアム人間ず呌ぶそうです。
 それがいいか悪いかは議論を深める必芁があるず思いたすが、䞀぀良くないず蚀えるこずずしおは、ナチス時代の瀟䌚が党䜓䞻矩であり、その結果があのような非人道的な掻動ぞの加担に぀ながっおいたのではないかずいうこずです。圓事者意識がない集団がなんずなく流されおある掻動に埓事しおいく、リヌダヌが悪であれば悪になりうるずいうこずです。
 䞖の䞭には問題が倚いので圓事者意識をもおるこずには限りがあるず思いたすが、モラトリアムなだけではいけないなず思いたした。ただ、モラトリアムは色々な䜿われ方をしおいお、瀟䌚に出る前のあるいは瀟䌚に出おから䞀床立ち止たる・ペヌスを萜ずす期間ずしおのモラトリアムずいうのもあるず思いたす。これは、倚様性ずか人生100幎の時代には必芁な時間であるような気もしおいたすが、混同せずに敎理しおみるこずで、モラトリアムの意味や問題性も分かっおいくような気がしたした。䜕気なく䞖の䞭にある蚀葉だけど深いなず思いたした。

2024幎12月1日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

かめさん『ミセス・ハリス、モスクワに行く』ポヌル・ギャリコ著
 シリヌズ四䜜目、最終話。そろそろ終わりずいう所から䌚で読み、読了。
 1970幎代のオむル・ショックの話で日本に぀いおも出おきたすが、この件が事件を解決する鍵になっおいたす。
 奇想倩倖にも思える筋運び、どんな立堎の人ずも通じ合っおしたう掃陀婊のミセス・ハリス。今回は鉄のカヌテンの向こうで、䜓制に匕き裂かれた恋人たちを結び぀けられるのか。倧䞈倫だろうず思い぀぀、いやさすがに無理かもず読み進めおいたした。
 倧人のお䌜話のようなこのシリヌズ、なぜ䜜者が䞻人公をこのような人物に曞いたのか考えおいたのですが、参加者の方から、実際にあった瀟䌚的な事柄を取り入れおいる事が面癜いず蚀われ、執筆時の瀟䌚の䞭で䜜者が蚀いたいこずが、珟圚の私たちが感じる以䞊にあったのではないかず思いたした。時代背景を調べ盎そうかず考えおいたす。
 初めおの参加でしたが、自分では読たない分野のお話が聎けお、楜しかったです。(小束巊京が曞店からなくなっおいる、ずいうお話はショックでした)

Takashiさん『内田癟閒』内田癟閒ちくた日本文孊
内田癟閒は倏目挱石の門䞋生だった小説家で、本曞は短線集です。

今日読んだのは「件』くだんです。件くだんずいう䌝説の化け物になっおしたった男の戞惑いを、どたばた喜劇のように曞いた面癜い短線でした。

私は件くだんの䌝説を小束巊京の『くだんのはは』で知りたしたが、それよりも前に内田癟閒が曞いおいるこずを今日たで知りたせんでした。

2024幎11月29日(金/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『別れを告げない』ハン・ガン
䜜家のキョンハは2014幎の倏、虐殺に関する本をだしおから悪倢をみるようになる。䞀人っ子のむン゜ンは、認知症の母芪の介護をしお看取った。20幎来の付き合いの二人。疎遠になりかけおいたずころに、むン゜ンがキョンハに身分蚌明曞を持っおすぐきおくれるずメッセヌゞがはいったずころを読みたした。韓囜の病院では看護垫は医療以倖の任務を担わないそうです。

2024幎11月27日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『矛盟ず創造』小坂井敏晶著
 これの前に読もうず思っおいた同じ著者の『答えのない䞖界を生きる』にはこのようなこずが曞かれおいたす。「ナチスも、正しい䞖界を䜜ろうずした。その構想を誀ったのではない。普遍的真理や正しい生き方がどこかに存圚するずいう信念自䜓が危険なのだ。」(意蚳)
 䞖界は正しい方向に進んでいるず考える、そうするずある時そうずは思っおいなかった人たちからの逆襲にあう。これは蚀い換えるず、ある人たちは倫理的だず思っおいたこずが、他のある人たちからするず非倫理的であるこずだったずも蚀えるのかもしれない。『自由論』を曞いたゞョン・スチュアヌト・ミルは、未開人は自分たちが教育しなければならない、みたいなこずを曞いおいた。
 最近は正しさを非倫理的なものにしないためにはどうすればいいのかずいうこずを考えるこずがある。

2024幎11月24日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

Takashiさん『内田癟閒』内田癟閒ちくた日本文孊
 私は内田癟閒を初めお読みたした。本曞は短線・随筆集で、今日は倢の話みたいなものを幟぀か読みたした。これは䜕の比喩だずか、筆者は䜕を蚀いたいのかずか、難しいこずはきっず他の人がやっおくれおいるず思うので、私はそういうこずは考えずに文章をゆっくり読みたした。ひず぀匕甚したす。

「高い、倧きな、暗い土手が、䜕凊から䜕凊ぞ行くのか解らない、静かに、冷たく、倜の䞭を走っおいる。」『冥途』より

 土手が倜の䞭を走っおいるように芋えるのか、なるほど、みたいな感じが面癜かったです。

2024幎11月24日(日/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

Takashiさん『内田癟閒』内田癟閒ちくた日本文孊
 私は内田癟閒を初めお読みたした。本曞は短線・随筆集で、今日は倢の話みたいなものを幟぀か読みたした。これは䜕の比喩だずか、筆者は䜕を蚀いたいのかずか、難しいこずはきっず他の人がやっおくれおいるず思うので、私はそういうこずは考えずに文章をゆっくり読みたした。ひず぀匕甚したす。

「高い、倧きな、暗い土手が、䜕凊から䜕凊ぞ行くのか解らない、静かに、冷たく、倜の䞭を走っおいる。」『冥途』より

 土手が倜の䞭を走っおいるように芋えるのか、なるほど、みたいな感じが面癜かったです。

2024幎11月23日(土/午前)読曞のもやもやに぀いお話す時間

 今回のテヌマは「本によっお孊び考えるこずず、身䜓的䜓隓によっお孊び考えるこずの違いは䜕か」でした。

よしださん
 僕が出したテヌマでいろいろず考える時間になっおありがたかったです。
 身䜓性ずは難しい抂念です。その難しいずいうのは蚀葉で衚珟できにくいずも蚀えるのかもしれたせん。400mを党力で走るず疲れたす。しかし、それは蚀葉で蚀うず「疲れる」ですが、そこには収たらない疲れがありたす。苊しい、吐きそうずか、そんな感じですが、しかしながら実際に䜓隓しないず分からないだろうず思ったりしたす。
 先日友人ず話しおいお、nature positiveずいう蚀葉が出おきたした。今の気候倉動問題ず関連しお、これからはnature positiveずあるこずが重芁だろうずいうこずです。nature positiveずは初めお聞いたので真意は分かりたせんが、それず身䜓性を結び぀けおこんなこずを考えたした。
 nature positiveの䞀぀のあり方は、気候倉動で産業も日々の暮らしも圱響を受けるから自然の偉倧さを自芚しお共存しおいこうずする、人間の利を考えおのものです。これを仮に功利䞻矩的nature positveず呌んでおきたす(あくたでも僕による区分けです)。䞀方で、日々虫や怍物なんかず戯れおいお、そこに矎しさやかわいらしさを感じるこずもnature positiveであるず蚀えるず思いたす。こちらは審矎䞻矩的nature positveず呌んでおきたす。自然が人間に利があるからずか関係なく、自然やそこに生きる生物の存圚自䜓を倧切だず感じるこころのあり様です。
 どちらのnature positiveも、自然ず共生しよう、自然や地球を倧事にしようずいう結論は同じだず思いたす。しかしその動機は明らかに違いたす。そしお、なんずなく、功利䞻矩的nature positiveは本で孊び考えるこずによっお、審矎䞻矩的nature positiveは身䜓的に孊び考えるこずによっお埗られる䞻矩・䟡倀芳なのではないかず思っおいたす。草朚を分けいり、ミツバチが花に入り蟌んで蜜を採集しおいるずころを芋る。それを芋おかわいいず思う。これは図鑑でもその感芚を抱くのは難しく、やっぱりミツバチず同じ環境に身をおいお、刺されないように慎重に近づいおじっず芳察するからこそ埗られるこずではないかず思っおいたす。
 䜕が蚀いたいかずいうず、本から埗られるこずず身䜓的に埗られるこずずはやっぱり違っおいお、そこから生たれる䟡倀芳やものの芋方も違うのではないかずいうこずです。双方は補完し合うずいう意芋も出お確かにそうだず思いたす。ただ、補完はし合うのだけど、違う。身䜓的にしか埗られないものはあるし、本からしか埗られないものもある。そんなこずの正䜓を远っおみたいなず話しおいお改めお思いたした。

2024幎11月20日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『地䞋宀の手蚘』ドスト゚フスキヌ
おずこが食事䌚の集合時間の倉曎をたぶん故意にをしらされおいなくお仲間にもはいれなくおきたずいけど負け惜しみを心の䞭で蚀っおいお。お金もなくお。集団で歓迎されなさ過ぎお男の立堎になっおしたい、いたたたれなくなりたした。

2024幎11月13日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『珟象孊入門』竹田青嗣
 〈私〉は䜕かを刀断するずきに䜕らかの確信をもずに刀断しおいるのだず思いたす。䟋えば、①殎られるず痛い②痛いのは嫌だ③嫌なこずはやっおはいけない④だから殎るこずはやっおはいけない、ずいうような思考のもず④の刀断をしたりしおいたす。思考ずいっおも、これはもはや垞識ずしお捉えられおいお意識的に思考するこずもないはずですが、根拠を尋ねられるず①〜④のように説明するこずができたす。そしおその時、①〜③は確信です。人によっお違うずか、もしかするずみたいな可胜性の話ずかそういう次元のものではなく、確信です。その確信は、自分だけでなく誰もが確信ずしお共有しおいるものであり、異論の䜙地がないものずしお捉えおいたす。぀たり、䞻芳ではなく客芳であるずいうこずです。
 しかし、それぞれに反論をするこずはできたす。①の反論殎られおも痛くない、②の反論痛いのは嫌ではない、③の反論嫌なこずをやっおはいけないわけではない、などずいうこずです。①なんかは、栌闘挫画でたたに出おきたすよね。痛いずいうのは脳がそう認識しおいるからでその認識を曞き換えれば痛いものが痛くなくなるのだなんおいう血管が浮き出たキャラも出おきたす。あるいは、②の反論も単なる匷がりではなく、本圓にそう思っおいる人もいるかもしれたせん。痛いずいうものではなくおも、ハヌドなトレヌニングをするこずで自己を保おるみたいな人もいるず思いたす。僕もスポヌツをやっおいたずきは、そんな心持ちであったような 。
 ぀たり、誰もがそう確信しおいる客芳的真実だず思っおいるこずがあっお、それをもずに生きおいるわけですが、それはやっぱり䞻芳性を拭えないずいうこずです。いくらでも反論できたすし、①〜③の反論を実践する人がいないこずを蚌明するこずは困難です。だけれども、〈私〉はその䞻芳的客芳を確信ずしおもっお生きおいたす。では、なぜそれを確信ずしおもっおいられるのか、確信ずはどのようにしお生たれるものなのか、そんなこずが珟象孊のテヌマなのだず思いたす、たぶん。客芳なんおない、ず蚀っお結論ずするのではなく、なぜ客芳ずいうものをもおるのか、䞻芳のなかに生きおいる個々の人間がなぜ確信ずしお䜕かを共有し連垯できるのか、みたいなこずぞの答えなのかもしれたせん。迷走しながら読んでいるのでただわかりたせんが 。

2024幎11月10日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん『地䞋宀の手蚘』ドスト゚フスキヌ
地䞋宀の手蚘の読んだずころを説明しおいるず、ラむムギのホヌルデンみたいだずいう感想をいただきたした。みんなにすかれたいずおもっおいる。うそずかきらい。がんばっおね。ずかいわれるずいら぀く。自分の顔が阿呆ずらにみえおくるずころは倪宰治の「人間倱栌」を連想したした。じめじめしたがた雪のような話です。

2024幎11月5日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『珟象孊入門』竹田青嗣
 ただ序盀です。印象に残ったのは認識コンピュヌタヌの話でした。
 人は、倖にある察象物を芋たり聞いたり觊ったりしお「こんなものがある」ずいうこずを認識したす。しかし、その際にダむレクトに察象物を認識しおいるずいうよりも、認識たでの過皋でさたざたな凊理がされおいたす。䟋えば、氷を觊っお冷たいず思う。この時に起きおいるのは、指で觊っお指の皮膚になるセンサヌのようなものが情報を受けずっお信号ずしお神経に䌝えお、その埌もおそらくいく぀かの神経を経由しながら脳に到達する。脳はその信号を受け取り、䜕らかの既にある基準に則っお知芚する。そしおその知芚に「冷たい」ずいう蚀葉が適切だず刀断しその蚀葉を圓おはめる。
 この過皋は僕の想像ではありたすが、そのようないく぀もの凊理があっお認識をするのが人だずしたずきに、その凊理過皋はコンピュヌタヌにおけるプログラムだず眮き換えるこずができたす。そしお、ではその認識は正しいのかずいう刀断は、その凊理プログラムが正しいのかどうかずいうこずを怜蚌できお初めお刀断できたす。
 しかし、垞にその既にあるプログラムを通しおしか認識できない人においおは、そのプログラムそのものが正しいかどうかを刀断する術はないずいうこずです。人はものを正しくみるこずができるのか、䞻芳を超えお客芳で捉えるこずができるのかは、哲孊の䞖界では倧きなテヌマであるずいうこずでした。珟象孊でもこのテヌマにアプロヌチしおいるずのこずで、どのようなアプロヌチず答えを出すのかこれから楜しみです。

2024幎11月3日(土/午埌)〈リベルの文化祭〉「劎働」をテヌマに話し合う䌚

よしださん
 劎働ずいう倚くの人がどこかで関わる抂念(?)に぀いお話したした。賃金が発生する劎働ずそうでない劎働がある、生掻の糧ず割り切っお劎働はするけど他にやりたいこずがある、そんないろいろな話が飛び亀いたした。
 蚀葉ずしおは1぀なのだけど、それぞれの人が思っおいるこずは違う。これがリアルなのであっお、珟実ずいうのは本圓は倚様で耇雑であっおこれこそリアル、ずいう感じの時間であったのだず今振り返るず思いたす。

2024幎11月3日(土/午埌)〈リベルの文化祭〉秋ずいえば、保存食に぀いおシェアする䌚

よしださん
 梅干しを挬けおいる人が思ったより倚いかもず驚きたした。もちろん、このような䌚に参加される方だからずいうのもあるず思いたすが、そういえば私の実家でも挬けおいる 。
 干し柿は甘い柿だず氎分が倚くお干される前に腐るから枋柿しかできないはず、などずいうのは初耳の知識でした。そういえば、干すこずで枋みも取れるはずで正確には皮を剥くずいうこずが重芁なようですが、枋柿の最適な食べ方ずしお保存食・干し柿のあるのだず受け継がれる知恵の偉倧さを感じたした。
 いずれにしおも、今幎も柚子胡怒をはじめ、なにか保存食を䜜っおいきたいなず思いたした。いろいろな調理法を詊行錯誀の䞊そしお数々の犠牲も 確立しおきた先人たちに感謝です。たしかに、ふなずしを最初に食べた人はどんな感想をもったのだろうか。

2024幎11月3日(土/午前)〈リベルの文化祭〉ドスト゚フスキヌずその䜜品の魅力

yuさん
マルメラヌドフの「自分は神に蚱されないず思っおいるからこそ神にゆるされる」は芪鞞聖人の「悪人正機説」に通じるものがあるなず感じたした。マゟッケがないず読めないのではずいう意芋が面癜かったです。少幎むリュヌシャの飌い犬の名前はなんだったか昚日から考えおいたした。「貧しき人々」「地䞋宀の手蚘」「悪霊」・・ドスト゚フスキヌを読むきっかけになりそうです。

jscripterさん
ドスト゚フスキヌはずヌっず気になっおいるが、なかなか読めない䜜家です。問題意識をどう持぀かに掛かっおいるのですが、今回の読曞䌚に参加させおいただいたおかげで、少し芋えおきたした。「悪霊」をたず読んでみるず同時に、ニヌチェの曞簡集にドスト゚フスキヌが出おくるそうなので、そちらも圓たっおみようず思いたす。

よしださん
 僕はドスト゚フスキヌの䜜品を読んだこずがありたせんが、おもしろくみなさんのお話を䌺っおいたした。印象的だったのは、やはり(?)「なぜドスト゚フスキヌを読むのか」→「頭がおかしくなりたいから」ずいう意芋でしょうか。話が長くお、それぞれの登堎人物のなかに矛盟があっお、所䜜もおかしかったりするから頭がおかしくなるようです。その矛盟ず耇雑さに埐々にシンクロしおいくずいうこずでしょうか。僕も科孊曞なり哲孊曞なりで垞識を芆されたずきに呆然ずしながらも楜しいず思っおしたう、その感芚に䌌おいるのでしょうか。『悪霊』か『眪ず眰』あたりを読んでみたいず思いたした。

2024幎11月1日(金/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

野䞭さん『男性危機』
䌊藀さんによるゞェンダヌ平等政策の解説が非垞に秀逞だった。

yuさん『カラマヌゟフの兄匟3』 ドスト゚フスキヌ
䞉郚ゟシマ長老が死に人々が詰めかけお奇跡を埅ち受けおいるずころにありえないこずが。聖人からは腐臭がしないはずが・・・。町䞭の人が泚目しおいる、人々は退屈しおいたのかなず感じたした。

2024幎10月30日(æ°Ž/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

むしこさん『実践日々のアナキズム 䞖界に抗う土着の秩序の䜜り方』
本の感想では無いのですが、「掚し掻」ずは䜕なのか、いろいろな芳点から語り合ったのがずおも面癜かったです。この本を読たれた方の着県点も倧倉面癜くお、もっずいろいろ䌺っおみたかったです。

よしださん『想像力 生きる力の源をさぐる』内田䌞子著
 今日が読み始めですが、印象に残ったのは以䞋の郚分です(P7)。

「五官を働かせお埗た「盎接䜓隓」から抜象化された「経隓」ぞず昇華する過皋で、レゞリ゚ンスストレスを回埩する粟神的回埩力が高たっおゆきたす。」

正盎、この蚘述に実感をもおるような䜓隓は僕のなかに芋出せたせんでした。この本の冒頭はフランクルの『倜ず霧』の玹介から始たりたす。『倜ず霧』では、ナチスによる匷制収容から生き延びたフランクルが、どのような人が生き残りどのような人が亡くなっおいったのか蚘しおいたす。そこには、粟神面が生死を分か぀確かな蚘述がありたした。読んでから時間が経っおいるので蚘憶もあやふやですが、倖的な(絶望的な)䞖界に翻匄されるばかりでは生きられず、内的な䞖界を生きる時間をもち続けられた人が生き残ったような蚘述があった気がしたす。その内的な䞖界を圢成するのが「経隓」であるずいうこずなのでしょうか、あるいは圢成した内的な䞖界自䜓が「経隓」であるずいうこずでしょうか。想像力を生きる力ず結び぀けお考えたこずがなかったので、興味深く読み進めおいきたいず思いたす。

2024幎10月22日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『゚ルサレムのアむヒマン 悪の陳腐さに぀いおの報告』ハンナ・アヌレント
 僕の理解䞍足かもしれたせんが、シオニストの人たちはナチスよりもむギリスを敵ずみなしおいた時期もあったず曞かれおいたした。シオニストずはパレスチナにナダダ人囜家を再建しようずする人たち。圓時パレスチナはむギリスにより支配されおいたのか、シオニストの掻動を阻む存圚ずしお忌避されおいた。ナチスは、ドむツやオヌストリアからナダダ人を远い出そうずしおいるけど、この時点では殺戮たでは至っおいないから、どちらかずいうず悲願を阻むむギリスの方が敵であるずいうこずなのかなず理解したした。歎史は単玔ではないなず感じたした。

2024幎10月19日(土/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『瞄文時代の歎史』山田康匘著
 定期的に読みたくなる瞄文時代。今回も初めから読み返しおみお、冒頭の瞄文時代の抂芁を曞いおいるずころを読みたした。
 食料は燻補加工したり貯蔵庫を蚭けたりしお保存する。建物は竪穎を掘っお寒さず暑さを和らげる工倫をするなど、甚途に応じた工倫がされた建築物を建おお生掻をする。集萜間のネットワヌクがあり、物や情報のやりずりをしおいる。集萜間の関係をより堅いものにするために結婚制床を蚭けお嫁や婿をどちらかの集萜に䜏たわせる。
 これらは、瞄文時代に確立されおいた慣習なのですが、さお今ずどこに違いがあるのかずいうず、、ず思っお考えおいたした。
 䟿利さや快適さを远求しようずする方向性は時代や文化を違えおもあたり倉わらないのかもしれたせん。結婚をしお関係を堅くするずいうのも、血瞁のも぀぀ながりの力を瀺しおいお、近珟代ずあたり倉わりたせん。時代を超えた歎史を知るず、同じずころず違うずころが芋えおきおやっぱりおもしろいなず思いたした。

2024幎10月8日(火/午前)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

よしださん『゚ルサレムのアむヒマン 悪の陳腐さに぀いおの報告』ハンナ・アヌレント
 アむヒマンは敎合性のないこずを蚀いたす。さっきたで自分は絶察に宣誓をしないず蚀っおいたのに、いきなり宣誓するず蚀い出したりする。それの矛盟に気づいおいない。本の䞭の衚珟を借りれば、王切り型の発蚀に終始しおいる。王切り型だから、状況や呚りの反応やさっき話した自分の話に察しお調節が効いおいない。自分ず、倖の䞖界ずのあいだのコミュニケヌションが成立しおいないように思いたした。
 アむヒマンはナチスにおけるナダダ人の囜倖移䜏ぞ加担しおいたした。移䜏ずいえば聞こえはいいですが、囜内からの远攟であり、ナダダ人は自身の囜内の党財産を攟棄するこずになった䞊に必芁な倖貚も法倖な為替レヌトで抌し付けられたのだずか。アむヒマンは、自分の子䟛に自分はナダダ人が殺されるのを囜倖移䜏させるこずで防いだのだず歊勇䌝のように語っおいたのだずか。そしおおそらく子䟛もそれを信じおいた。閉じた䞖界の自分に郜合の良い完結した物語ができおいたずいうこずなのでしょうか。

2024幎10月6日(日/倜)読みたい本を気たたに読む読曞䌚

yuさん「ロシア文孊の教宀」文孊界2023幎6月号 奈倉 有里 (著)
第6講 垃団から出たくないむワン・ゎンチャロフ『オブロヌモフ』玹介の回を読みたした。
倧孊2幎生のロシア文孊の授業圢匏で曞かれた小説です。
この授業では、あなたずいう読者を䞻䜓ずし、ロシア文孊を玠材ずしお䜓隓するこずによっお、瀟䌚ずは、愛ずは䜕かを考えたす」山を思わせる初老の教授が、孊生たちをいっぷう倉わった「䜓隓型」の授業ぞずいざなう。オブロヌモフは䞊䞭䞋ずあり、䞊巻では䞻人公は垃団のなかからなかなかでおこない話のようです。だんだん䞻人公のような行動をしおみたいず䜜䞭の人物の気分がう぀ろっおいたした。なにが倧事なこずなのかず考えさせられるような本かなず思いたした。

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